hide with spread beaver(写真・VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powered by Rakuten)

hide with spread beaver(写真・VISUAL JAPAN SUMMIT 2016 Powered by Rakuten)

 X JAPANのYOSHIKIとPATAが、hideさんが生前に結成したバンド・hide with spread beaverの“復活ステージ”に登場。YOSHIKIは、hideさんモデルのギターを弾いて、代表曲「ピンクスパイダー」などをバンド共に披露した。

 日本最大級のヴィジュアル系ロックフェス『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』の二日目公演が15日、千葉市美浜区の幕張メッセでおこなわれ、hide with spread beaverが登場した。

 歓声に包まれるなか、YOSHIKIがステージに登場。hideさんのソロ曲「GOOD BYE」では、hideさんの生前の映像がステージバックのスクリーンに映し出される中、YOSHIKIのピアノ伴奏のもとでhideさんの歌声が流れた。

 YOSHIKIは演奏後、涙声で「みんなhideのことずっとずっと応援してくれて、本当にありがとう」と感謝を述べ、hideさんの家族と、spread beaverのメンバーに対して「みんなが頑張ってくれるから、hideのこと忘れずにいられるんだと思います。心から感謝しています」と語った。

 「気合入ってるかー!?」と叫ぶと、同バンド名義の楽曲「ピンクスパイダー」をhideさんモデルのギターを弾いてspread beaverのメンバーと共演。更に最後には、X JAPANのギタリスト、PATAがステージに上がり、hideさんのソロ曲「TELL ME」を“協奏”した。

 hideさんの映像が流れるバックスクリーンを見てhideさんに微笑みかけながら演奏したPATAの表情を印象的だった。

 演奏を終え、ステージ前にPATAを中央にメンバーが一例に並び、手を繋いで観客に一礼した。

 hide with spread beaverは、hideさんが生前に結成したバンド。1998年1月に同名義では初の楽曲「ROCKET DIVE」を発表するも、hideさんが1998年5月2日に33歳の若で死去。生前に作品化を進めていた「ピンクスパイダー」は亡くなった月の13日に発売され、100万枚を超えるセールスを記録。その後も「ever free」や「HURRY GO ROUND」などが発売され、いずれもヒットした。

 hide with spread beaverとしては、オリジナルメンバーが集結するのは8年ぶり。(取材・松尾模糊)

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