福原愛選手

福原愛選手

 リオ五輪卓球女子団体のメダリスト、福原愛選手(27)が15日放送のTBS系『サワコの朝』(毎週土曜あさ7時半)に出演。キャプテンとして臨んだリオ五輪での葛藤などを語った。このなかで福原選手は試合前には必ず、安室奈美恵の「Get Myself Back」を聴いていることも明かした。

 卓球女子団体でロンドン五輪では銀メダル、そして、今夏開催のリオ五輪では銅メダルを獲得した福原選手。初めてキャプテンとして臨んだリオでは重圧などを抱えていたとも語り、キャプテンとしての在り方は、サッカー日本代表のキャプテン、長谷部誠選手から学んだとも明かした。

 聞き手の阿川佐和子さんとの会話で、そうしたリオ五輪での舞台裏を明かしていくなかで、「記憶の中で今きらめく曲」として選んだ曲は、安室奈美恵の楽曲「Get Myself Back」。

 小学生の頃からの大ファンで、試合前には同曲を必ず聴くという福原選手は「小さい頃か好きでした。歌詞が物凄く素敵で試合前に絶対にあの曲を聴いてからイヤフォンを外してコートに入る。リオ五輪の期間中もそうでした。聴いていない試合はないです」と想いを語った。

 同曲は、2010年7月28日に両A面シングル「Break It/Get Myself Back」として発売された楽曲で、作詞・作曲は安室の楽曲を多く手掛けている音楽プロデューサーでミュージシャンのNao’ymt。飲料メーカーのCMソングとして起用され、オリコンでは週間チャート初登場3位を獲得した。ミュージックビデオでは、デビュー以来初となる安室の故郷、沖縄で撮影したことでも当時は話題を集めた。

 福原選手はこの曲について、「<大丈夫きっと 全てうまくいく♪>という歌詞があるんですけど、その言葉に励まされて。“絶対に大丈夫”と思ってコートに入る。今聴いただけでも試合前の気持ちになる」とも語った。

 また、「今、心に響く曲」として選んだのは、ディズニーの「It’s a small world」(小さな世界)。東京ディズニーランドなど世界各地のディズニーのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」で流れている楽曲。原曲はアトラクションが開演した1964年に、音楽家のシャーマン兄弟が作詞・作曲した。

 福原選手は同曲について「10歳まで仙台に住んでいて、なかなか東京に来る機会がなくて、ディズニーランドというのが頑張った時の自分へのご褒美。家族が連れて行ってくれて。ジェットコースターが当時は苦手で、『イッツ・ア・スモールワールド』のアトラクションが大好きで。舟に乗って回って、色んなお人形を見るのが大好きで、2回3回と乗って。頑張った時に行ける場所というイメージ。その音楽を聴くと今でもすごく明るい気持ちになります」と述べた。

 リオからの帰国後はまだ聴いていないという福原選手。スタジオではこの曲が流れたが「ディズニーランドにいるみたい!」と満面を笑顔で、目を輝かせて聴いていた。

 なお、同番組の10月22日放送分には、玉置浩二・青田典子夫妻が出演する予定。

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