元SUPER MONKEY’Sのリーダーを務めた振付師の牧野アンナさんが12日放送の関西テレビ『快傑えみちゃんねる』に出演。デビュー当時の安室奈美恵さんについて「これだけ才能があって好きな子が、努力をするからスターになれるんだなって。適わないと思いましたね」などと絶賛した。

 振付師として活動する牧野さんは、AKB48の「ヘビーローテション」や「フライングゲット」などの振付を担当。もともと沖縄アクターズスクールでチーフインスタラクターを務め、安室さんやDA PUMPら人気アーティストの育成にも携わった。

 1987年には自身も15歳でアイドルデビューしている牧野さん。20歳の時、安室さんも所属したSUPER MONKEY’Sのリーダーとして1992年に再デビュー。脱退のあと、2008年からはAKB48の振付を担い、“鬼軍曹”などと呼ばれたという。

 その牧野は「デビューしてみたら、奈美恵がすごくて…ここでどんなに頑張っても彼女を超えられない」と感じ、SUPER MONKEY’Sを脱退する道を選んだという。

 司会の上沼恵美子から当時の安室さんについて尋ねられると、「歌とダンスがすごく好きな子で、歌わずにはいられない、踊らずにはいられないっていう子」と牧野さんは説明する。

 SUPER MONKEY’Sの初期にはスーパーマーケットのレジ前での営業もあったといい、レジを打つ店員しか見る人もいない過酷な環境だった。

 牧野さんは「私は『イヤだな、こんな仕事』って思いながら行ってたのに、彼女は14歳で、歌えること踊れることがすごい嬉しいってものすごく楽しそう。だからもう、意識が全然違う」と当時から安室さんのプロ意識を感じていたという。

 さらに、「これだけ才能があって好きな子が、努力をするからスターになれるんだなって。適わないと思いましたね」とし、「すごく芯の通った子。自分がこうしたいっていう揺るぎない気持ちがあって、プロ意識からすごく言うことをきかないのはあるけど、それはあくまで自分のエンターテインメントのこだわり」と感心しきりだった。

 また、上沼は安室さんの“復帰”の可能性について尋ねた。牧野は「性格的に言うと、一回言ったら貫き通すタイプなんですが、歌とダンスからは離れられないと思う」とし、安室さんの心境を気遣っていた。

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