SMAP解散にYOSHIKI「いつか再結成してくれれば…僕も望んでます」

発表会後の囲み取材に応じるYOSHIKI(撮影・松尾模糊)

 12月31日での解散が発表されたSMAPについて、X JAPANのYOSHIKIは25日、出席した、楽天モバイル新CM記者会見後(都内)の囲み取材で、X JAPANの解散と再結成の経験を踏まえ、「一度離れたから自分達の目的が見えた」「何年後でも、いつか再結成してくれれば皆さん喜ぶでしょうし、僕もそれを望んでいます」とエールを送った。

 楽天モバイルの新CMイメージキャラクターに就任したYOSHIKIはこの日、記者会見で、26日に放映開始する自身出演のCM撮影秘話やCMソングについて語った。その後の囲み取材では、先日退院が報告されたX JAPANのPATAの近況、そして、解散の発表があったSMAPについて言及した。

 2月に大腸憩室炎および門脈血栓症のため入院したPATAは8月10日に、自身のフェイスブックで退院を報告している。YOSHIKIは、「PATAとは電話で話したくらいだけど、前より元気になってたみたいでした」と語り、PATAの体調は退院後も順調であることを示唆した。

 X JAPANは、1997年に解散を発表、2007年に再結成。2010年から11年にかけてワールドツアーを成功させるなど目覚ましい活躍を続けているが、その間、オリジナルメンバーであるHIDEさんとTAIJIさんの急逝や、今年のPATAの入院で活動休止を余儀なくされるなどの苦難が相次いだ。

 リーダーとして様々な状況を経験してきたYOSHIKIは、先日、年内をもって解散を発表したSMAPについて「アメリカにいた僕のもとにもそのニュースは飛び込んできました。あれだけ素晴らしいグループなんで、とても残念です」と率直な感想を述べた。

 SMAPについては解散を巡る様々な情報が飛び交っている。YOSHIKIは「メンバーも色々意見もあるだろうし、中の人しか分からないこともあると思います。僕も(X JAPANの)リーダーとして色々やってきましたけど、表立って言えないこともあります」とメンバーの心中を思いやった。

 更に、「皆さんは生きてますから。僕らは再結成する時、亡くなったメンバーの壁がありましたので。ファンの人たちも待っているでしょうし、今後、もし、何年後でも、いつか再結成してくれれば皆さん喜ぶでしょうし、僕もそれは望んでいます」と、彼らが生きている限り、ファンのためにもSMAPとして再び活動することへの希望を明かした。

 また、YOSHIKIは「僕らに関しては、色んなことがあったことによって有り難みが分かったというか、自分たちの目的が、一度離れたから見えた、というのはありました」と解散した後に改めてバンドの存在意義を知ったことを明かした。(取材・松尾模糊)

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