VR音楽ビデオの撮影をおこなったDa-iCE。VRゴーグルを装着

VR音楽ビデオの撮影をおこなったDa-iCE。VRゴーグルを装着

 5人組ダンスボーカルグループのDa-iCE(ダイス)が、最新シングル「パラダイブ」で、360度カメラを使用してのバーチャルリアリティ(VR)ミュージックビデオ(MV)の撮影に挑んだ。完成した“VRMV”は19日に、dTV提供のVR視聴専用アプリ「dTV VR」で配信が始まった。

 今回、作成したのは、dTV向けのオリジナル版「パラダイブ~VR ver.~」。「パラダイブ」をVR視聴用に360度カメラを使って撮影したVR仕様の特別版となる。

 内容は、ライブ本番前に楽屋に集まったメンバーたちが、ライブパフォーマンスの最終リハーサルをするという設定。突如と始まるパフォーマンスを、楽屋の片隅で、まるで自分がその場で観ている感覚でその世界観を体感することができる。

撮影のもよう。360度カメラに向かってパフォーマンス

撮影のもよう。360度カメラに向かってパフォーマンス

 なかでも、360度カメラを取り囲むメンバーたちが、視聴者に向けて声を掛けて楽屋を出ていくシーンは、メンバーに手が届きそうなほどの距離感と、耳元で囁かれているような感覚にも陥る。

 このVRを活用したMVは、dTVとa-nationの共同企画の一環。夏フェス『a-nation stadium fes. powered by dTV』をライブVR配信することを記念して実施されているもので、VRMV企画の第3弾。第1弾はlol -エルオーエル-とSOLIDEMO、第2弾はAAAがそれぞれ、オリジナルVRMVを作成した。

 なお、関係者によれば、音楽ライブのVR配信をおこなうのは、映像配信サービスとしてはこれが初めてだという。

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