CHEMISTRYが、3月8日に約3年半ぶりとなるニューシングルを発売し、男性5人組アーティストDa-iCEのボーカリスト大野雄大、花村想太と初めてコラボレーションすることが発表された。

 2021年にサブスクの総再生回数が1億5,000万回を超えた大ヒット曲「CITRUS」で、第63回日本レコード大賞で初の大賞を受賞したことも記憶に新しい男性5人組アーティストDa-iCEから、4オクターブのツインボーカル大野雄大、花村想太を迎えた今作のタイトルは「スパロウズ」。

 トータルプロデュースと作詞は松尾潔が担い、作曲は、Da-iCEメンバーも愛してやまないというCHEMISTRY初期の代表作バラード「You Go Your Way」を手掛けた豊島吉宏。川畑、堂珍、大野、花村の圧倒的なボーカルが混然一体となる、渾身のバラードが完成した。

 もとよりミュージカルでの共演やソロ曲への参加などで交流のあった2組ですが、2022年5月にDa-iCE主催のライブイベントに客演、つづく6月にはDa-iCEのレギュラー番組にゲスト出演し、コラボ歌唱を披露。さらにCHEMISTRYのライブでは「CITRUS」のカバーを披露するなど急速に距離が縮まったことで、「今度はDa-iCEと世代を超えて一緒に作品を作ってみたい」(川畑)というCHEMISTRYからの熱い呼びかけで今回のコラボレーション楽曲の制作へ展開した。

 CHEMISTRYから届いたコラボレーションの申し出を受けて、Da-iCE二人はそれぞれ「夢のような時間でした。レコーディングや撮影をご一緒させて頂く時間が想像できないほどびっくりしました。」(花村)、「幼い頃からずっと憧れている方とこうして歌わせて頂けたことが嬉しいです。何かをひとつ頑張っていると良いことがあるんだという、夢を追いかけていくときの大切な気持ちも、聴いて下さる皆さんにも届けられたら」(大野)と喜びを語った。

 一方のCHEMISTRYは、大野、花村と声を重ねた感想を「二人の歌声が素晴らしいので、僕らも少しジェラり(ジェラシーを感じ)ながら、とても刺激を受けました」(堂珍)と振り返った。

 なお、カップリングには、客演やリメイクを除いたCHEMISTRYとして約3年半ぶりの新曲「akatsuki」が収録される。

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