SMAP解散の発表を受け、プロ野球・元楽天監督で現在は解説者のデーブ大久保氏は、野球に例えて持論を展開した。19日、フジテレビ系『バイキング』に出演した大久保氏は「SMAPというグループもファンも成長しすぎたんじゃないか」と語りつつ、「僕ら野球人からすれば王さん、長嶋さんクラスの方々だと思う。光り続けて行くことを信じて応援したい」と今後の行く末を願った。

 SMAPは14日未明に、所属するジャニーズ事務所から12月31日をもって解散することが発表された。18日にはメンバーの稲垣吾郎が自身のラジオ番組で肉声で解散を報告。この日の『バイキング』でもそれを取り上げた。

 意見を求められたデーブ大久保氏は「SMAPの方々も、芸能界に入られて、野球人もそうですけど、入ったときから成長していくと」と切り出し、アイドルグループのSMAPを自身が所属する野球界と重ね合わせながら語った。

 「最初は『バット振れ』『はい』『ポジション、サード行け』『はい』ってやったのが、成長につれて意見とか方向性が変わってきて、『この監督の野球は違うな』とか出てくると思うんです」と話し、「世の中のものって成長すれば変わってくるじゃないですか。僕ね、SMAPというグループもファンも成長しすぎたんじゃないかって思う」と、国民的アイドルグループとそれを支えるファンが大きくなり過ぎたとの持論を展開。

 更に、「キャパオーバーで一度、卒業して」と話を続けた大久保氏は、「個人の方々(メンバー5人)が自分の世界に飛び出していく。国民のアイドルですもんね、僕ら野球人からしたら王さん、長嶋さんクラスの方々だと思うんですよ」と、SMAPのメンバー5人を野球界のレジェンドである王貞治氏、長嶋茂雄氏クラスの存在であると指摘。

 その上で、「だから、光り続けて行くことを信じて応援したいですよね」と今後の行く末を願った。

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