桐谷健太、新曲は高校の同級生と 締切ギリギリまで妥協せず
新曲「香音-KANON-」を完成させた桐谷健太
俳優の桐谷健太(36)が、歌手として挑んだアルバム『香音-KANON-』が9月28日にリリースされる。同アルバムには“浦ちゃん”に扮して三線を弾き語ったヒット曲「海の声」も初収録される。そして、このほど、同アルバム表題曲「香音-KANON-」のレコーディングが終えた。桐谷は「新曲は僕の本当の想いもこもっていますし、自分で言うのも何なのですが、凄く最高の作品に仕上がったと思います」とコメントしている。
ドラムや三線、ラップなど音楽でも多彩な才能をみせている桐谷。新曲では初めて、歌詞を手掛けた。レコーディングは7月下旬から都内のスタジオでおこなわれ、つい最近完成したという。CD発売に向けた制作締切のギリギリまで妥協なく、取り組んだ。
その歌詞について桐谷は「周りの大切な人を思い浮かべて書いた歌詞です。皆さんにも共感してもらえると嬉しいなと思います」とコメントしている。
新曲は、桐谷の高校の同級生と作ったといい、「こういう風なイメージで書いてほしいという事を友達に頼んで、その友達が楽曲を作って送ってくれて、そしてコレとコレを組み合わせてみようとか、お互い電話とかで話し合いが出来る立場だったので、そこは凄く良かったですし、同級生なので、気兼ねなくお互い意見を言い合えた、というのが大きいですね」と回顧。
更に、「この曲が持つ優しさとか、温もりであったり、切なさであったり、“木漏れ日の光”みたいな感じが自分の中にイメージとしてあって、それをこの曲に込めれたらいいなと思い、一緒に曲と歌詞作りに励みました。新曲は僕の本当の想いもこもっていますし、自分で言うのも何なのですが、凄く最高の作品に仕上がったと思います」と曲に込めた想いを述べた。
また、アルバムについては、「そして皆さんも知ってるでしょうか?『海の声』も入っていますし、またもう一つ新曲も、また全然毛色の違ったカッコいい音楽になっています。あとTHE イナズマ戦隊さんと一緒にやらせていただいた『喜びの歌』と『君の旅路に桜が笑う』というゴリゴリのロック系のカッコいい曲も入っているので、色んなカラフルな感触を味わえると思います。本当に自信作になっています。是非アルバムを聴いてください。お願いします!」と聴きどころをアピールした。
◆桐谷健太 1980年2月4日、大阪府出身。特技はドラム・三線。2002年、テレビドラマ『九龍で会いましょう』の山崎ケン役で俳優としてデビュー。以降多岐にわたる映画・ドラマ等に出演、野性味と繊細さを兼ね備えた演技で独自のスタイルを築き、オリジナリティ溢れる役者として高い評価を得ている。高校時代は軽音楽部に所属、表現力溢れるヴォーカリストであると共に、ミュージシャンとしての豊かな音楽感性を持ち合わせ、ドラム・ギター・三線を弾きこなす。映画『BECK』でのラップ・ボーカルパフォーマンス、映画『ソラニン』でのドラム・プレイ、“au三太郎シリーズTVCMオリジナルソング”としてオンエアされ70万DL突破を記録している『海の声』での三線など数々の映像の中でその多才さを発揮している。


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