miletの楽曲に中島健人が感嘆「心の涙腺を緩ませる」
映画『知らないカノジョ』完成披露試写会
中島健人、milet、桐谷健太、風吹ジュン、三木孝浩監督が22日、都内で行われた2月28日から公開の映画『知らないカノジョ』完成披露試写会に登壇した。主題歌「I still」についてや、撮影秘話を語った。(※情報の初出時、内容に誤りがございました。訂正してお詫びいたします)
【写真】milet、映画『知らないカノジョ』完成披露試写会の模様
『知らないカノジョ』は、中島健人主演、milet映画初出演にして三木孝浩監督の劇場公開最新作。恋に落ちて8年。喧嘩した翌朝、二人が出会わなかった世界が始まった。 愛はもしもに試されるファンタジック・ラブストーリー作品。リクとミナミの人生を取り巻く登場人物として、桐谷健太、 風吹ジュン、眞島秀和、中村ゆりか、八嶋智人、円井わんら実力派俳優が集結した。
本作が映画初出演となるシンガーソングライターのmiletは、夢を諦めた孤独な妻とカリスマ・ミュージシャンでヒロインの前園ミナミを演じる。また、主題歌/劇中歌として新曲「I still/Nobody Knows」(2月26日発売)を書き下ろした。
映画初出演の気持ちにmiletは、「最初は主題歌のお話かなと思ったら、出演側だったので、こんなことがあるんだと思いました。最初は不安な気持ちもあったんですけど、三木監督の大きな船に乗りたいと思ったら心配いらないと思って、前に一歩踏み出す勇気を三木監督が自らかけてくださったので、もう怖いものはないと思いました。」と語った。
続けて、「こんな経験できるとは思っていなかったので、歌手人生の“もしもの世界”って私にとってはこっちなのかなとも思いました。なので、新しいmiletを見ていただければなとも思いましたし、私も新しい人生をミナミを通して見つけることができて、本当に今までにない経験をさせていただけたなと思います」と述べた。
また、自身が担当する主題歌「I still」についてmiletは、「miletとしての曲というよりも、ミナミとして曲を作りたいなと思ったので、ミナミと一緒に曲を作っているような気持ちでした。1人だったら作れなかった。感情の波とか言葉というものを、ミナミが引き出していってくれたと思います。なので、1人で作るよりももっと大切な曲になったし、それを映画のスクリーンの中で歌うことができて、それをリクや大切な人に届けることができて、この歌がmiletのものじゃなくて、もっともっといろんな方にとっての大切な曲になっていけるんじゃないかなと思いました」と楽曲についてコメント。
この曲を聴いた中島は、「何度聴いても涙腺を揺るがされるというか、今までのmiletさんの曲って、全て素晴らしいんですけど、この「I still」はミナミというフィルターを通して制作をされているので、よりイノセントで違ったカタチで耳に入ってくる。そこを自分の心の中の涙腺を緩ませる部分に、miletさんの音色がさしてくるので何度も撮影中に心を揺らされ、涙した記憶があります」とこの曲への思いを語った。
miletは「嬉しい。何回でも聞き直したいぐらいパーフェクトな答えです」と笑顔を覗かせた。
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