デビュー曲を披露した、藤田ニコル(撮影・桂伸也)

デビュー曲を披露した、藤田ニコル(撮影・桂伸也)

 モデル・タレントの藤田ニコルが3日に、シングル『Bye Bye』で歌手デビューする。それを記念し、2日に発売記念のお披露目シークレットライブが東京・渋谷でおこなった。抽選で招待されたファン30名の前で、デビュー曲『Bye Bye』とシングルのカップリング曲『E.E.O!』を披露した。また、デビュー後の目標として「タモリさんの横に立ちたい。もっとタモリさんに絡むやり方があるんじゃないか、って思いながら(テレビを)見ているんです」と歌番組(でのイメージトレーニングも入念な様子を見せた。

 『Bye Bye』は、藤田自身の実体験を歌詞に込めて作られたという「ハッピーな雰囲気だけど失恋ソング」。その表現には「『2時まで待つ』っていう詞があったんですが、私は『3時まで』と思ったから変えてもらったり、『ウサギ過ぎる私』っていう表現を入れたり… 『ウサギ系女子』って呼んでいるんですけど、寂しくて死んじゃうくらい病んじゃう、っていう感じとか」と藤田ならではの表現で、彼女の実体験が表されているという。

 藤田は、今回のオファーを受けた際には「マジで? 大丈夫かな? って心配になりました」と不安だったことを吐露。デビューのことを友人や元カレに話すと、やはり驚かれたと語り、特に元カレには「一緒にカラオケに行ったときに、YUIの『CHE.R.RY』を歌ったら『そんなにうまくないね』って言われて…」と、自身の不安を裏付けるエピソードを告白。ちなみに今現在彼氏の存在を問われると「終わったばかりだから、いないですよ。私、こうやってすぐしゃべっちゃうからできないんですよね」と現在はシングルであることを明かした。

歌手デビュー記念イベントをおこなった藤田ニコル(撮影・桂 伸也)

歌手デビュー記念イベントをおこなった藤田ニコル(撮影・桂 伸也)

 曲について目標ランキングをたずねられると「下でいいから入りたい。最初は25位くらい目指して。運が良くてワッとなったら2位くらい行ったらね。1位とかも行きたい、アイドルとかいるじゃん? あっちは大人数だし」と計算高い一面も見せた。

 また、ライバルについて尋ねられると「芦田愛菜ちゃんと鈴木福くん。『マル・マル・モリ・モリ!』ですね」と闘志を燃やしていた。さらに、その他の目標として「タモリさんの横に立ちたい。みんな歌が本業だからと思うけど、もっとタモリさんに絡むやり方があるんじゃないか、って思いながら(テレビを)見ているんです」と歌番組でのイメージトレーニングも入念な様子。

 さらに、紅白出場の願望をたずねられると「いいですね。紅と白、ピンクで。別のグループで出られたら」と、にこるん節全開で歌手デビュー後の抱負を語った。

 ライブでは歌の直前に、ファンに向かって「ホント、静かだったら怒るからね!」とあおりながらも「やばいよね、震えが止まらなかった~!」と緊張した様子を見せていた。この日の自己評価は100点中60点と辛口な評価だったが「まだ私はできる。もっと伸びるから、明日からも続くイベントで成長できれば」と前向きな姿勢を見せた。

 そしてステージの後は、支えてくれたファンに対して感謝を語りながら「こんなへんてこりんな私ですが、頑張っていくので歌手のにこるんとしても応援してくれたら嬉しいです!」とメッセージを残した。(取材・桂伸也)

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