平井堅

平井堅

 中居正広の対応力がネットで話題を集めている。16日に生放送されたTBS系音楽番組『音楽の日』で、平井堅が歌唱中に機材の不具合で中断。確認作業のため、急きょ、歌唱するアーティストの順番が入れ替わるハプニングあったが、中居が機転の利いた言葉でその場をつないだ。この行動に、ネット上では「中居は仕切りの天才」「素晴らしい! 台本を読み上げるのが司会ではない」と称賛の声が挙がっている。

 平井はこの日、「魔法って言っていいかな?」を歌唱。アコギとバイオリンに音色に誘われて歌い始めた平井だったが、歌い始めから何かを気にする仕草を見せ、イヤーモニターを指さしながら、「カラオケが出ていない」と訴えるようなジェスチャーをした。それでも改善されなかったようで、およそ30秒ほど経ったところで「すみません、音が出ていない」と詫びながら歌唱を中断した。

 歌手にとって、歌唱を中断するということは一大事ともいえる。ただ、司会を務めていた中居は、あわてることなく、「確認してからにしましょうか、大事な歌ですから」とコメント。さらに、「大丈夫ですよ、編集でバッサリ…、あ、生放送でしたね」と、周囲の緊張を和らげるように言葉をつないだ。さらに、「よくオケなしで歌いましたね、すごい」などと言葉を寄せ、平井のメンタルを思いやった。

 次の出番を控えていた三代目J Soul Brothersが先に歌うことになり、平井はその後、改めてステージに立ち、「魔法って言っていいかな?」を歌いきった。中居は「テレビをご覧の皆さま、そして平井堅さん、大変申し訳ございませんでした」と視聴者や平井に対して謝罪の言葉を寄せ、平井は「とんでもございません」と笑顔でハプニングを受け止めていた。

 この中居の取った行動に対し、ネット上では称賛の声が巻き起こった。「非の打ち所のない完璧な対応力」「兄さんさすがです」「もう名司会者の貫禄」「中居ちゃんは仕切りの天才だね」「台本を読み上げるのが司会ではないのです。いざという時にどう対応するかです」「こんな中居正広がリーダーだったからこそ、SMAPは国民的グループであり続けた」などの声を挙げ、中居の対応力を絶賛するコメントを続々と寄せた。

 最近では、SMAPのリーダーとしてはもちろん、司会者として場の空気を壊さずコミュニケーション力を発揮することが多い中居。今回もまた、ハプニングへのよどみない対応力を示したことで、中居を支持する声はさらに高まることは間違いなさそうだ。

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