きゃりーの世界観が電車に

特別電車の初運行で車掌を務めたきゃりーぱみゅぱみゅ

 きゃりーぱみゅぱみゅが4日、西武鉄道池袋駅で「きゃりーぱみゅぱみゅ5周年×西武鉄道」プロジェクトとして特別電車「SEIBU KPP TRAIN」の出発式に参加した。この電車はきゃりーの代表曲の世界観でデコレーションされたもの。初運行で車掌を務めたきゃりーは「素敵なコラボレーションをすることができて、とても嬉しいです」とコメントした。

 きゃりーは今年でデビュー5周年、さらに自身初のベストアルバム「KPP BEST」が5月25日にリリースと次のステージへ向けてますます進化を続けている。西武鉄道は昨年創業100周年を迎え、次の100年に向けて新たな一歩を踏み出した。このお互いに記念すべきタイミングであることと、きゃりーぱみゅぱみゅが西武線沿線出身という“ゆかり”もあったことから今回のコラボレーションが実現した。

 「SEIBU KPP TRAIN」出発式セレモニーの冒頭でピンクとブルーのオリジナル車掌衣装を着た、きゃりーぱみゅぱみゅがいち早く車両に乗って登場。外装はピンクをベースに「PONPONPON」「つけまつける」「ファッションモンスター」「もんだいガール」といった代表曲の世界観でラッピングされ、インパクトは十分。

 きゃりーが、報道陣と多くのファンが詰めかけるホームに降り立つと「外装も内装もこだわっていて、ブロックごとに違う楽曲の世界観になっているのがとってもかわいいです」と興奮気味に感想を話した。

 その後、西武鉄道の後藤会長と共に「テープカット」ならぬ、ピンクとブルーのテープを結ぶ「テープノット」のセレモニーをおこなった。その様子は新しい未来に向かって進んでいくきゃりー自身と、西武鉄道の勢いを感じさせる華やかなものとなった。

 そのまま彼女は乗客に手を振りながらホームを移動し、本物の車掌さながらに「出発進行」の指差し確認をしてから「SEIBU KPP TRAIN」初運行イベントがスタート。乗車後は、さっそく車掌役として沿線ガイドなど初の車内アナウンスにチャレンジした。

 乗車券確認として各車両を実際に訪問し、乗車した328名のファンと楽しい車内での時間を過ごした。「SEIBU KPP TRAIN」は9月29日まで、西武池袋線を中心に運行される予定。

 このプロジェクトに関し、きゃりーは「地元が西武沿線ということもあって、昔から利用していた「西武鉄道」で『SEIBU KPP TRAIN』という素敵なコラボレーションをすることができて、とても嬉しいです! 外装も内装も、これまでの私の曲にまつわるモチーフが散りばめられていて、デビュー5周年を記念した見どころもたくさんあります。皆さん、是非この『SEIBU KPP TRAIN』に乗って、楽しい時間を過ごしてくださいね!」とコメントした。

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