シンガーソングライターの秦基博が4日、東京国際フォーラムで、全国ツアー『HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2016-青の光景-』のファイナル公演をおこない、デビュー10周年を記念したアニバーサリー・アリーナツアーを開催することを発表した。

 2006年11月にシングル「シンクロ」でメジャーデビューした秦は今年、デビュー10周年を迎える。この日は「ここで皆さんにお知らせがあります。こちらをご覧ください」と言うと、ステージ後方のスクリーンに「10周年アニバーサリーツアー決定」との文字が。

 スクリーンに映し出された会場は、11月1日の横浜アリーナ、11月4日・5日の大阪城ホールの3公演だが、他の会場は順次発表されていくようで「数カ所を巡る全国アリーナツアーになる予定です。近日、詳細発表となりますので、お楽しみに!」と伝えた。

 この日、ファイナルを迎えたツアー『HATA MOTOHIRO CONCERT TOUR 2016-青の光景-』は、昨年12月に発売したオリジナルアルバム『青の光景』を引っ提げて、今年3月から全国15会場17公演で展開してきたもの。

 同アルバム1曲目に収録されている「嘘」で幕を開けると、「ダイアローグ・モノローグ」や「ディープブルー」、「ひまわりの約束」、新曲「スミレ」など、アンコールを含め全21曲を披露した。

 単独では初めての開催になったという東京国際フォーラム・ホールAで秦は、力強くも繊細で伸びやかな圧巻の歌声で観客を魅了する、。「アルバムは、リリースするだけでなく、ツアーをおこなってリスナーの皆さんに聴いてもらって完成する。この瞬間を共有できたことで1つの完成に達したと思う」とも語った。(取材・木村陽仁)

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