ミュージシャンで俳優の吉川晃司(50)が、吉川のライブの代名詞となっている、足を高く上げてドラムのシンバルを蹴るステージ・アクション「シンバルキック」について「本当すいません。でも一生懸命蹴ってるんで…」とシンバルを作っている職人に対して懺悔した。

 15日放送された、テレビ朝日系『関ジャム 完全燃SHOW』に吉川はゲスト出演。番組レギュラーである関ジャニ∞の村上信五(34)が「『シンバルキック』とかは何から思いつかれるんですか?」と質問。吉川は「シンバルキック」について誕生の経緯などを語った。

 吉川は「これシンバル作ってる人とかに怒られんだよなー。『蹴るもんじゃない』って」と批判を心配。「本当すいません。でも一生懸命蹴ってるんで…」でと両手を合わせながら懺悔。スタジオは笑いに包まれた。

 吉川は「昔、シーラ・Eさん(米パーカッション奏者)とかやってたじゃん。俺にもできるかもって思って」とパフォーマンスをおこなうに至ったきっかけがシーラ・Eであることを明かした。番組レギュラーコメンテーターの古田新太(50)は「シーラ・Eはシンバルの位置が低かったですからね。旋風脚(体を回転させより高い打点で蹴る技)で蹴ったりしない」とコメント。

 吉川が「あれはブルース・リーなの。ブルース・リー、ジャッキー・チェンを見て育ってるから真似してるうちにできるようになった。ただやってるんじゃつまらないから、何か蹴ろうってなって、シンバルを蹴るようになった」と現在の“進化形シンバルキック”誕生の経緯を語ると、村上は「普通“何か蹴ろう”でシンバル出ます?」とツッコみ、関ジャニ∞安田章大(31)も「いや、なかなか出てこないっすよ。その選択肢」と村上に同意した。

 ちなみにシーラ・E(58)は、「シンバルキック」も有名だが、先日亡くなった米シンガーソングライターのプリンスさんのステージドラマーを務めるなど、確かな実力を持つパーカッショニスト。シンガーとしても活躍しており、1984年に『The Glamorous Life』でデビュー。3rdアルバム『Sheila E』に収められている「Love on a Blue Train」が日本デビュー盤となった。現在までに7枚のソロアルバムをリリースしている。

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