小田和正が60代アーティスト初の1位返り咲き

60代アーティスト初の1位返り咲きとなった小田和正

 シンガーソングライター小田和正(68)のオールタイムベストアルバム『あの日 あの時』4月20日発売)が1週間で5万4000万枚を売り上げ、5月16日付オリコン週間アルバムランキング(集計期間=5月2日―8日)で1位を獲得した。

 今作は先々週の5月2日付以来2週ぶり、2度目の1位獲得で、小田は自身のソロ名義作品としては初のアルバム1位返り咲きを達成。

 60代以上のアーティストの作品による「1位返り咲き」は、シングル・アルバム通じて過去に例がない。ちなみに、これまでの同・最年長達成アーティストは、山下達郎で、2012年10月22日付において当時59歳9カ月でアルバム『OPUS 〜ALL TIMEBEST 1975-2012〜』で達成している。

 小田はこれにより、自身が先々週付で打ち立てた「アルバム首位獲得最年長記録」を68歳7カ月から68歳7カ月へと更新した。なお、上記2記録はいずれもソロアーティストおよび作品が対象。また年齢の月数は、月の過半日数以上で翌月に繰り上げとなる。

 小田のキャリア46年の集大成となる今作には、オフコース時代のセルフカバーや映画『64-ロクヨン-前編/後編』の主題歌となる新曲「風は止んだ」なども含め全50曲が収録されている。小田は今作を引っさげ、全国ツアー『明治安田生命Presents 「KAZUMASA ODA TOUR2016 君住む街へ」』を開催中。

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