ライブレポート
マキタスポーツ、鬼龍院の鋭い慧眼に思わず「年下の先輩」
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恒例の「音楽じゃんけん」
続いて、「LIVE@」のお楽しみ、恒例の「音楽じゃんけん」が始まった。「この曲のここが気持ちいい」と感じる音楽をお互い出し合うコーナー。まずマキタはRADWIMPS「おしゃかさま」の間奏のギターをチョイス。するも、「気持ちいい」箇所が来た瞬間、マキタが「ここ!」と絶叫するあまり、肝心のギターが聞こえなくなるというトラブルが発生。やり直しの2度目も絶叫が抑えられず、鬼龍院は結局「気持ちいい」箇所を聴けぬまま。
鬼龍院は、Laputa(ラピュータ)の「Virgin Cry」をチョイス。音程がオクターヴ以上跳躍するギターソロをジェスチャーたっぷりに示しながら、「なぜ気持ちいいのかわからないけど、本当に気持ちいい」と紹介。
続く2番目の勝負では、マキタは沢田研二「カサブランカ・ダンディー」の阿久悠による歌詞に注目。「ききわけのない 女の頬を ひとつふたつ はりたおして」「しゃべり過ぎる 女の口を さめたキスで ふさぎながら」といったよく読むと情緒不安定な歌詞でありながら、にじみ出る男のマッチョイズムへの憧憬がかっこいいと述べるマキタ。
それを迎え撃つ鬼龍院は、B‘z「Deep Kiss」のシンバルに注目。ハイハットシンバルからライドシンバルに代わる箇所で、音がかわった瞬間、音楽全体の世界観が変化するのをきき、「ライドシンバルの存在意義がはじめてわかったんです」と述べた。

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