「鎌塚氏シリーズ」第6弾が開幕、主演・三宅弘城、“再登板”二階堂ふみは「頼もしい」
M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、羽を伸ばす』
三宅弘城が主演、二階堂ふみ、櫻井海音、玉置孝匡、マキタスポーツ、西田尚美が共演、倉持裕氏が演出を手掛ける舞台「M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、羽を伸ばす』」が17日、東京・本多劇場で開幕した。初日を迎え三宅は「今までになかったような演出もあり、新たなフェーズに入りました!」。二階堂も「舞台の醍醐味であるライブ感を、お客様と感じ合える作品となっております」と期待を寄せる。8月7日まで同所で上演され、東京公演後は、富山・愛知・島根・岩手・新潟・大阪と全国へ巡演する。
本作は、三宅弘城が主演を務め2011年から定期的に上演している人気シリーズ『鎌塚氏シリーズ』の第6弾となる新作。今回はヒロインに『鎌塚氏、腹におさめる』で登場した推理好きの令嬢、綿小路チタルを演じた二階堂ふみが再登場し、豪華列車を舞台に、『完璧なる執事』として名高い・鎌塚アカシ(三宅弘城)とともに、難事件に挑戦する。
ほか綿小路家庭師見習い・真鍋リョウスケ役には、櫻井海音。ノギクの従者・宇佐スミキチ役に玉置孝匡。裏の顔は詐欺師、実業家・柳平トクジ役にマキタスポーツ。クイズ好きの公爵夫人、諏訪ノギク役に西田尚美が出演するなど個性豊かなキャストが集結している。
断崖絶壁、長い鉄橋、なぜか危険な場所ばかり走る列車を舞台に展開する、スクリューボールコメディ且つ少しミステリーな『鎌塚氏シリーズ』第6弾に注目だ。
■作・演出/倉持裕氏:コメント
鎌塚氏シリーズもとうとうパート6。こうして歴史が長くなるにつれ、鎌塚アカシのキャラクターも厚みを増し、彼を取り巻く登場人物の数もかなり増えてきました。今回の二階堂ふみさん演じる綿小路チタルはパート4のヒロインで、5年ぶりの再登場。物語の舞台は念願の寝台特急。シリーズものとはいえ過去作を観ていなくても楽しめる作りになっていますので、初めてのお客様もどうぞ安心して観にいらして下さい。お待ちしています。
■三宅弘城:コメント
ついに6本目を迎えた鎌塚氏シリーズ。今までになかったような演出もあり、新たなフェーズに入りました!
5年ぶりの二階堂ふみさん、さらに頼もしい存在になってこの世界に戻ってきてくれました。
また鎌塚アカシを演じられる幸せを嚙み締めつつ、櫻井君、玉置さん、マキタさん、西田さん、個性的なキャスト達と共に劇場でお待ちしております。
■二階堂ふみ:コメント
鎌塚氏、羽を伸ばす
いよいよ開幕です!稽古では鎌塚さんの新しい一面に、終始笑いっぱなしでした。早く皆様に観て頂きたいです。
舞台の醍醐味であるライブ感を、お客様と感じ合える作品となっております。ぜひ劇場へ来て頂けると嬉しいです!
■櫻井海音:コメント
非常にワクワクしています。
舞台自体僕自身は初めてなのですが、稽古を重ねていくに連れて、緊張よりも早くお客さんの前で芝居をしたいという気持ちがとても強くなっています。
共演者の皆様や倉持さんから沢山のアドバイスを頂き、それを自分なりに解釈しながら表現していくというのが日々の充実でした。
今度はその充実を劇場に足を運んでくださった皆様に還元することが出来れば、役者としてとても幸いに思います。
全力で真鍋リョウスケを演じるので是非楽しんでいただきたいです。
■玉置孝匡:コメント
出演者の数が少ないのですぐに打ち解けて、芝居の内容やアイデアなどを提案、相談しやすかったです。
スタッフの皆さんとも気兼ねなく意見交換が出来たりして、長く続くシリーズならではの雰囲気で稽古が進み、とても豊かで幸せな時間でした。
幕が開きましたら、いよいよお客様との時間です。我々が体感した幸せな時間を是非お客様にも味わっていただきたいです!
そしてお楽しみいただけましたら、是非お友達にも宣伝よろしくお願い申し上げます!
■マキタスポーツ:コメント
演劇に関しては今作で2回目。慣れない身ですが、限られた時間の中で稽古を重ね、こうして初日が開くことに、自分でも関心しています。
それはひとえに、三宅さんを始めとする皆さんがいてくれてなせる技。そして、スタッフの皆さんの手際の良さ、チームワークにすごく感動しております。あとはお客様が最後のピースです。ご来場頂いて、喜んでもらえれば完成となります。どうぞ皆さん、楽しんでください。
■西田尚美:コメント
鎌塚さん、羽を伸ばすことなんて出来るのでしょうか。列車っていろんな車両があっていろんな人がいて、本当楽しいですよね。
鎌塚さんとスミキチと柳平がちょっとしたことに巻き込まれるシーンがあるのですが、毎回観ては笑ってしまいます。舞台転換にも色んな仕掛けが施されていて…あぁ早くお客様に観ていただきたいです!そしてやはりなんといっても鎌塚アカシはじめ、登場人物のチャーミングなこと!お稽古しながら、至福な時を過ごしています。