“浦ちゃん”桐谷健太の曲なぜヒット?

桐谷健太が扮する“浦ちゃん”こと浦島太郎。三線で恋歌を弾き語る

 “浦ちゃん”こと浦島太郎を演じる桐谷健太が歌う「海の声」がヒットを続けている。昨年12月2日に配信開始して以来、配信セールスが好調で70万ダウンロードを突破。更に、楽曲視聴では、YouTubeやサブスクリプションサービス(定額音楽)を合わせて4000万回を超えている。

 桐谷健太は25日にも、3回目の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演を果たし、BEGINとともに、桜をモチーフにしたセットのなかで「海の声」をパフォーマンスした。

 同曲はもともと、電話ブランド「au」のCM「三太郎シリーズ」のCMソングとして昨年の夏に、テレビでオンエアされていた楽曲。本格的な冬を迎える12月に配信リリースされ、一般向け配信ではiTunes・レコチョクをはじめ全13サイトで同日付チャート総合1位を獲得。そして、年をまたいで桜シーズンの現在まで、季節を越えて親しまれる息の長いセールスを続けている。

 CMディレクターでもある篠原誠氏の自然風景が散りばめられたどこか懐かしい気持ちにさせてくれる歌詞の世界、BEGINの島袋優が作曲した日本情緒を感じさせるメロディー、そして桐谷健太の野性味と情感溢れる歌声が日本人の心を惹き付けて止まない魅力となっている。

 その楽曲の生みの親であるBEGINの島袋優は21日におこなったBEGINの両国国技館公演で「BEGINとしては初めて配信で1位になった曲」と語っていた。

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