ソロデビュー30周年を迎えた鈴木雅之

ソロデビュー30周年を迎えた鈴木雅之

 ソロデビュー30周年を迎えた鈴木雅之が5月4日、松任谷由実とコラボした新曲「Melancholia」が配信リリースされる。作詞・作曲を松任谷が担当した同曲は、大人の男であっても隠せない恋心、その憂鬱と心の叫びを描いたオトナのラヴソング。4月2日からスタートする“オトナの土ドラ”『火の粉』の主題歌にも決定している。37年前、シャネルズがまだアマチュアの頃、松任谷のバックバンドを務めていたという接点も。

 新曲のタイトルは「Melancholia」。作詞・作曲は、日本のポップス・シーンを代表するアーティスト、松任谷由実。誰もが夢想していた「ラヴソングの王様」と「ポップスシーンの女王」によるコラボレーション。

 この「Melancholia」は、アニヴァーサリー・イヤーを彩るべく、鈴木雅之が以前からコラボレーションをしたいと強く望んでいた松任谷由実へ作詞・作曲をお願いして制作がスタート。その後、新しいドラマのために「大人のアーティストによる楽曲」を探していた4月2日からスタートする“オトナの土ドラ”『火の粉』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)の主題歌に決定した。

 鈴木雅之というボーカリストのナンバーとして松任谷由実が書き下ろしたのは、大人の男であっても隠せない恋心、その憂鬱と心の叫び。女性である松任谷由実だからこそ描ける深く切ない心象風景が、鈴木雅之のヴォーカルでダイナミックに伝わってくる。

松任谷由実

松任谷由実

 鈴木雅之と松任谷由実、意外性のあるこのコラボレーションだが、まさに同じ時代を併走してきた二人。遡れば1979年に松任谷由実のバッキングとしてアマチュア時代のシャネルズが参加、また、1986年と1987年にオンエアされた伝説の番組「メリー・クリスマス・ショー」にも二人は出演しているという接点もあった。

 そして、その「同時代」を何よりも彩ってきた「接点」が、それぞれが奏でてきた「ラヴソング」の数々。今回の「Melancholia」は、鈴木雅之&松任谷由実=キング&クイーンによる、まさに2016年版の「オトナのラヴソング」となっている。

▽鈴木雅之 コメント

 シャネルズが、まだアマチュアの頃ユーミンのバックバンドをつとめたことがあります。あれから37年!!時を超えて20代の若者が60代になりラヴソングを歌う者同士として出会えました。コラボレーションは時として素敵な化学反応を起こします。まるでメランコリアのように・・・

▽松任谷由実 コメント

 マーチンさんと私…かなり意外な取り合わせでしょ?(マーミンか、ゆーちんか)
それだけに楽曲制作は、そのつど新鮮に進んでいきました。この作品によって必ずや、彼のニュールックを皆さんにお届け出来ること、彼の生誕60年をお祝い出来ることを大変うれしく思っています。

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