歌手の宇多田ヒカルが、2013年8月に逝去した母で歌手の藤圭子さん(享年62)への想いを綴った。藤さんの遺骨は本人の希望に従って散骨したとし、「海が見える所に行きたいな」と感傷的な心境をしたためている。

 宇多田は20日未明にツイッターで、「ブログをハシゴしてたら今がお彼岸だと知った。春分の日の今日はお彼岸中日か」と綴った。宇多田の母・藤さんは2013年8月にマンション前の路上に倒れているところを発見され、病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。

 宇多田はツイッターで「母の遺骨は本人の希望通り散骨して、どこにもお墓はないから、お墓参りしたい時どうしたらいいのかな」とし、「海が見える所に行きたいな」と心境をつぶやいた。

 藤さんが亡くなった年の10月、藤さんの実兄がテレビ出演し、宇多田から「母の遺骨は散骨しました」とする手紙が届いたことを明かしている。

 感傷的な雰囲気をしのばせる宇多田にはファンから「海は世界中に…繋がってます」「形は何でも良いと思います」「亡き人をおもう心が一番」などのメッセージが寄せられている。

 彼岸は毎年、春分の日と秋分の日を中日とする。今年は17日に彼岸入りし、20日が彼岸の中日、23日が彼岸明けとなる。

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