ローリング・ストーンズ、バンドにとって節目　無料ライブ開催

　ザ・ローリング・ストーンズが25日に、キューバで無料コンサートを開く。メンバーはミック・ジャガー（Vo）、キース・リチャーズ（Gt）、チャーリー・ワッツ（Dr）、ロン・ウッド（Gt）からなる。ハバナのシウダー・デポルティーバ・デ・ラ・ハバナで、同国では初の野外コンサート「コンサート・フォー・アミティ」を行うことになった。バンドは「バンドにとって節目となるようなものになる」とコメントした。

　ザ・ローリング・ストーンズは「長いキャリアの中でたくさんの特別な場所で演奏してきましたが、ハバナ公演は、バンドにとって節目となるようなものになるでしょうし、キューバの人々にとってもそうなることを願います」とコメントしている。

　コンサートの模様は、JAデジタル社のもとでドキュメンタリー製作で定評のあるポール・ダグデール監督が指揮を取り、サイモン・フィッシャーとサム・ブリッジャーがプロデュースを務めるチームが収録する予定。さらに、同バンドは全てのジャンルにおけるキューバのミュージシャンたちに主要会社から楽器を寄付する支援活動も行っている。

　キューバ公演は、サンティアゴ、ブエノスアイレス、モンテビデオ、リオデジャネイロ、サンパウロ、ポルト・アレグレ、リマ、ボゴタ、メキシコ・シティを回る南米ツアーを終えた後に開催される予定。