「アルキとメデス」として小説から飛び出したスパドラの古川毅(前列/右から二人目)、池田彪馬(前列左)

「アルキとメデス」として小説から飛び出したスパドラの古川毅(前列/右から二人目)、池田彪馬(前列左)

 作詞家のzoppが1月15日にリリースした小説『ソングス・アンド・リリックス』内に登場する2人組音楽ユニット「アルキとメデス」が、リアルアーティストとしてレコーディングし、新曲「真冬の向日葵」のMusic Video(MV)を制作した。小説から直接リアルアーティストが飛び出すという異色のコラボレーション。小説内で描かれる歌詞にメロディやアレンジを施し「アルキとメデス」として発表したのは、EBiDAN(恵比寿学園男子部)に所属するSUPER★DRAGONの古川毅と池田彪馬。楽曲は作詞にzopp、作曲にAKB48などを手がけた多田慎也。現在のところ、音源化は未定となっている。

 『ソングス・アンド・リリックス』は、『青春アミーゴ(修二と彰)』や『抱いてセニョリータ (山下智久)』等の作詞を手がけたzoppが書き下ろした青春音楽小説。主人公の黒崎明が大物作詞家のマネージメント事務所に所属しながら、ガールフレンドでレコード会社ディレクターの里美との連携を経て、プロの作詞家として成長していくプロセスが描かれている。

 二人組男性アイドルユニット「アルキとメデス」の楽曲「真冬の向日葵」は、主人公・黒崎明の作詞家デビュー作品として小説内に登場。しかし発売されたCDには、所属事務所の社長である大物作詞家・風祭智也の名前がクレジットされており、自身がゴーストライターだった事に気が付くという、本ストーリーの根幹を成す重要なモチーフだ。

 リアル版「アルキとメデス/真冬の向日葵」は、作詞を小説内と同様の風祭智也(zopp)。AKB48の「「ポ ニーテールとシュシュ」等を手がけた多田慎也が曲をつけ、SUPER★DRAGONの古川毅と池田彪馬のふたりが歌うという小説から飛び出したコラボレーションとなった。現在のところ、音源化される予定はないそうだが、SUPER★DRAGONのライブでは披露されるかも。

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