X JAPANのメンバー

X JAPANのメンバー

 ロックバンドのX JAPANが、ロサンゼルス現地時間16年1月30日(以下同現地時間)に、2016年米サンダンス映画祭の受賞者が発表され、X JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』がワールドシネマドキュメンタリー部門の最優秀編集賞を受賞した。 YOSHIKIは「X JAPANの物語がこうして作品になることで、また新たな道が開けるように思えた」とコメントした。

 世界を代表する映画祭の一つ、サンダンス映画祭とだけあり、受賞は大きい快挙となる。『We Are X』は1月23日に同映画祭でワールドプレミアされた。1月22日には、X JAPANのリーダーYOSHIKIはサンダンス映画祭史上初となるオフィシャルオープニングイべントでピアノ演奏を披露。世界中の業界人・メディアが注目する中パフォーマンスし、スタンディングオべーションになるなど大絶賛の嵐を受けた。

 『We Are X』は日本が誇る伝説的ロックバンドの進化、前代未聞の歴史、そしてさらなる成功が約束された彼らの未来を追求するハリウッドのドキュメンタリー映画。X JAPANの偉業と世界各国でのソールドアウトツアーを中心に、不屈の精神を持ったバンドの勝利と悲劇の軌跡を追う。

 製作は、Searching For Sugar Man (邦題: シュガーマン奇跡に愛された男)でアカデミー賞を受賞したプロデューサー、ジョン・バトセックと、優れたミュージックトドキュメンタリー作品を生み出してきたスティーブン・キジャック氏(主な作品に tones In Exile 邦題:ローリングストーンズ ストーンズ・イン・エクザイル〜「メインストリートのならず者」の真実]、スコット・ウォーカー-30Century Man-[デビッド・ボウイ プロデュース]、Backstreet Boys: Show ‘Em What You’re Made Of などがある)が担当した。

 この快挙にYOSHIKIは「悲劇に満ちた扉を開けるのは辛かった。だけどHIDEとTAIJIを含めたX JAPANの物語がこうして作品になることで、また新たな道が開けるように思えてきた。製作スタッフや関係者のみなさん、そしてファンのみなさんに感謝しています」とコメントしている。

 X JAPAN はYOSHIKIとTOSHlによって結成以来、そのビジュアルとハードなサウンドで世代を越え音楽シーンに多大なる影響を与え続けている。現在までに東京ドーム公演を18回成功させ、述べ100万人を動員している。

 2007年に再結成以来、2008年に「I.V.」、2011年「JADE」、昨年は「Born To Be Free」とシングルを3作品リリース。再結成後世界各国でツアーを行い、2014年10月には今年発売予定のニューアルバムと『We AreX』公開発表前にニューヨークで初のマジソン・スクエア・ガーデン(Madison quare Garden)公演を成功させた。(編集:Mako Kamitsuna, John Maringouin)。

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)