小林麻耶が歌手デビューイベント

歌手デビューイベントで美脚を披露した小林麻耶(撮影・桂 伸也)

 フリーアナウンサーの小林麻耶(36)が27日、都内で行われた歌手デビューシングル「ブリカマぶるーす」の発売記念イベントに出席。表題曲「ブリカマぶるーす」とカップリング曲「テノヒラニ」を披露した。

 小林は、歌手デビューになったいきさつを説明。それによると、日本赤十字社の献血推進プロジェクト「LOVE in Action」に携わったなかで、いろんなアーティストと出会い、その活動に影響を受けたことだという。「ブリカマ」とは、“ブリ”と“カマトト”を合体させた略称。「ぶりっ子」と呼ばれる小林の憂いのイメージ、すなわち「ブルース」が、曲のテーマになっているという。

 最初に歌詞を聞いたときには「正直、衝撃を受けました。個人的にはもっとPerfumeさんみたいな曲をイメージしていましたので」と戸惑いを感じていた様子を語りながら「自分としてはそう思っていないんだけど『ぶりっ子』ってよく言われてあまりにも切ない気持ちになるんですよ。そんなブルーな気持ちを歌っているので、これを歌っているときはすごく開放される」と述べた。

 この日はミュージックビデオで話題となったミニスカ衣装で登場、正直抵抗はある思いを語りながらも「確かにこの年齢で、この格好で『ブリカマぶるーす』ってCDデビューって、迷走してるなと思われることも分かっているけど、年齢を気にしていたら何もできないと思うんです」と、振り切った思いを語った。

 また、これをきっかけに素敵な男性とは?という質問には「こんな格好していたら、引いちゃいますよね」と消極的なコメントで答えながらも「取り繕ってもばれるだろうから、ありのままの私を表現して、それでも来てくれる方がおられれば」と、つわものを求む姿勢を語っていた。

 また、このことを小林の妹である麻央の家族に伝えたことも告白。「妹は『え? 歌手デビュー?』という感じでしたが、姪と甥は一緒にやろうよって喜んでくれて。(市川)海老蔵さんは子供たちと一緒に踊っているのを見ながら微笑んで『天然ブリですね』と一言、言われました」と語り「妹は尊敬しているし、姉がこんなでごめんなさいって思うけど、姪と甥にはすごく人気があるんです」となかなかの好印象な様子を明かしていた。

 「ブリカマぶるーす」を歌い終えると、小林は思わず顔を抑えて絶句。「バラエティ番組でいろいろ宣伝させていただいていたんですけど、大体みんなに途中で切られちゃうんで。『お前、何やっているんだ』って言われたり、最後まで歌ったことなかったですし」と苦労の日々を語りながら「いつもスタジオはシーンってなるので、今日は暖かい皆さんに真剣に聞いていただいて。感激してしまいました」とコメント、笑いを誘いながらほほ笑ましい空気をかもし出していた。

 今後の目標としては、歌番組への出演。「ミュージックステーションで、(オープニングのセットにある)階段を下りて、タモリさんとしゃべりたい」と語りながら、2枚目のリリースを熱望し「2枚目で年末(紅白歌合戦)に出たいですね」と、あわよくばと野望に燃えている様子を語っていた。(取材・桂 伸也)

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