GACKT、後輩の失敗にも寛容「責めてなんになるんだ?」
GACKT
ミュージシャンのGACKTの寛容さが話題を集めている。正月特別番組で、チームを組んだ後輩のミスにより、それまで続いてきたGACKTの不敗記録が頓挫した。悔しいところのGACKTだが「責めてなんになるんだ」とし、ファンから尊敬の念を集めている。
毎年恒例の特番『ABC創立65周年記念 芸能人格付けチェック! これぞ真の一流品だ! 2016お正月スペシャル』に出演したGACKT。“一流品はどちらか?”を2択で当てていくゲームだが、この番組を迎えるまでGACKTは39連勝中。ところが、一緒にチームを組んだKis-My-Ft2北山宏光、ジャニーズタレントの中山優馬が判断ミスを犯し、記録がストップした。
不敗記録が終焉し、「涙が出てきた」などと悔しがったGACKTだが、「怒ってんじゃないんだよ、悲しいんだよ」と語り、北山と中山を責めなかった。
この対応に一部フォロワーが「格付けで間違えた子を一切責めない姿に感動しました」と質問すると、GACKTはこれをリプライし、自らの考えをつぶやいた。
GACKTは「責めてなんになるんだ? そんな先輩イヤだろ? 先輩ってのはな、『その人みたいになりたいと思わせてくれる人、自分が困ったときに守ってくれる人、時には優しく怒ってくれる人』これが最低条件なんだよ」とつぶやいた。
さらに、別のフォロワーから「GACKTさんのせいじゃない」と同情の声が寄せられると、「そんなの誰のせいでも無いんだよ。一年間、更に高みに上がる楽しみが出来たんだから、それでいいじゃん?」と度量の広さを見せ付けている。
このGACKTの“先輩論”には賞賛の声が相次いだ。「胸に響きました」「感動しました」「本当に心が綺麗な人」「みんな惚れる」「GACKT様イケメンすぎる」「本当に尊敬してます」などと続々と返信されている。
また別のフォロワーから「格付けの後、ジャニーさんには電話したんですか??」と質問されると、「いや、来年は責任持って、ジャニーさんにパートナーになって貰おう。それがいい」とおどけてリプライしている。
2日のGACKTのツイッターは、ファンからの声に次々とリプライで返すという、自称「糸を紡ぐ」状態。“先輩論”に限らず、“恋愛論”などにも言及している。
その“光景”を見たユーザーは、「67万9000人のフォロワーをもつ公式アカウントでありながら、一般人のリプに長文で返す素晴らしい男がいるんだよ。そう、GACKT様だ」とのツイートを公開し、GACKTを賞賛するかのように続々とリツイートされている。
ちなみに、4日10時現在のGACKTの公式ツイッターは、フォロワー数74万4千件を超えている。なお、前記の格付けは、GACKT個人記録としては42連勝中。