<第66回NHK紅白歌合戦、31日、NHKホール>
 白組のトリを近藤真彦(51)が飾った。歌唱したのは代表曲の「ギンギラギンにさりげなく」。15歳の頃の近藤を知る総合司会の黒柳徹子は、ヤンチャ時代から35年の時を経たいま、「紅白のトリをとることを誰がその時想像できたでしょう。私はいつもマッチの味方でしたよ。お母さんのような気持ちでした」と感慨深げに語った。

 デビュー35周年の今年、19年ぶりとなる紅白のステージに舞い戻った近藤。歌唱前に黒柳徹子は近藤との思い出に触れた。「出会った頃は15~6歳のヤンチャ坊主で、どうなることかと思ったけど、35年経って、紅白のトリをとることを誰がその時想像できたでしょう」と興奮気味に近藤の今昔を伝えた。

 黒柳はさらに、ヤンチャだった近藤を優しく見守っていた心境を打ち明ける。「でも私はいつもマッチの味方でしたよ。お母さんのような気持ちでした。だから今日はとっても嬉しいです」と“トリ”を務める近藤を誇らしく感じているようで、「頑張って歌ってほしい、頑張って」とのエールでステージに送り出した。

 黄金色に装飾されたステージは、まさに「ギンギラギン」の世界。握りこぶしを作りながら熱唱する近藤を出演陣が取り囲み、19年ぶりの紅白のステージに華を添えた。

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