MISIAが紅白出演、故郷長崎から「心を込めて歌います」

　歌手のMISIAが、第６6回NHK紅白歌合戦に出演することが決定した。戦後70年の特別企画として、故郷である長崎から中継で歌う。MISIAの紅白への出演は、12年にアフリカ・ナミビア共和国から中継で出演以来、３年ぶり２度目となる。この出演に際してMISIAは「心を込めて歌います」とコメントした。

　出演は、MISIAの故郷である長崎からの中継を予定している。MISIAは今年８月、ＮＨＫの戦後７０年特集番組「いのちのうた」に出演。長崎市の小学校を訪問し、「戦争や原爆の記憶を語り継ぎたい」と子供たちと語りあった。この番組ではMISIAが子供の頃、祖父から聞いた戦争体験を元に書いた作文「子供に語り継いでいきたいこと」も紹介され、彼女の平和への切なる思いも描かれた。

　今年は戦後70年という節目の年。夏の特集番組で平和への思いを新たにしたMISIAが紅白でその歌声を届けてくれる。なお、MISIAの紅白への出演は、12年にアフリカ・ナミビア共和国から中継で出演以来、３年ぶり２度目となる。

【MISIAからのコメント】

ーー世界はいまだ混沌の中にあります。戦後70周年のこの企画で、伝統ある紅白歌合戦に再び参加できますことを、大変光栄に思っております。2016年が平和で良い年となりますよう心を込めて歌いますーー