Draft King、新シングル「This is me.」発売日に密着

思いやりのある先輩・鳥居みゆき

　午後４時40分、若干早く着いたため10分程車内で待機。今日のコーナーの進行務める所属事務所の先輩であり、お笑い芸人、そして、２枚目のシングル「贈る言葉」と「This is me.」のMVの監督も務めた鳥居みゆきにプレゼントするCD「This is me.」にサインを入れるメンバー。打ち合わせの準備が出来たようなので午後４時50分、事務所内に移動。収録現場の部屋には鳥居みゆきがラジオのスタッフと既に打ち合わせをしていた。挨拶をして早速、鳥居に出来上がったCDをプレゼント。CDのクレジットを確認して喜ぶ鳥居。妹の成長を喜ぶ姉のようにも見えた。

　生出演の出番が20分後に迫る。早速打ち合わせ開始。段取りを確認していくDraft kingは真剣な表情で台本と向き合っていた。そのようななか鳥居が台本に書いてあった「弄られキャラのギターMAO」という項目に反応。なぜ、MAOだけ異名があるのか不思議に思ったようだ。マネージャーに確認したところ、他のメンバーに異名はないようだ。他にも時間の関係上、曲が掛けられないと言っていたが、鳥居がスタッフに「私の話はいらないから曲を掛けて上げて」と後輩への優しさを見せる場面も。午後５時10分、打ち合わせも滞りなく終了。本番への緊張が高まる。

　午後5時21分、１分押しでコーナーが始まった。パーソナリティの吉田照美からDraft Kingの意味を聞かれ、鳥居が「ドラフトってあれでしょ、ドリフトですか??　私に聞いてもわかんないってば～。私がDraft Kingじゃないんだから」と逆ツッコミ。更に「どのように描いたか」という問いには「予算のなかでいかに手元に残せるか、サブミナルでコーラが飲みたくなるようにした」と笑いを誘って緊張をほぐした。そんな鳥居に照美は「確かにコーラが飲みたくなった」とのったりもした。

　ラジオの内容としては、erica自身の事を歌った「This is me.」への想いや、MVの制作秘話など。ericaのしゃべるスピードが遅いなど、照美や鳥居に突っ込まれながらも無事コーナーは終了。結局打ち合わせにはないトークも多かったが、照美によって新たにericaのキャラクターが見い出されるなど実りのある放送となった。

　照美はこのなかで「This is me.」を「かっこいい曲」を褒め、また、人々の会話をLINEの吹き出しのように表現していく描写に「あれは良かった」と賞賛した。更に、監督・鳥居の印象を聞かれたメンバーは「ロリータ姿が可愛い」（NOHANA）、「打ち合わせからこだわっていて。私たちの前では怖くはなかった。ライブのシーンも格好良く撮って頂いた」（SHIHO）、「奥が深い」（MAO）と回答した。

　なお、「This is me.」は文化放送のプラスチューンとして放送されていくようだ。

　午後５時32分、無事終えた安堵からか表情が和らぐ。鳥居と写真撮影した後に、LINEにアップするコメント動画も撮影して、慌ただしい午後をスケジュールを終えた。翌日は、米国への旅の準備があるためここで解散。約３時間という短い時間だったが彼女達の素の顔も垣間見えた密着となった。

　８月１日からは、全国レコ発ツアー『Draft King レコ発tour 2015 ～This is me.これが、Draft King』も始まる。全19カ所を回るこのツアーでまた一回りも二回りも成長してくることだろう。ツアーファイナルとなる10月22日の渋谷WWWではどのようなライブを魅せるのか、今から期待が高まる。　　（おわり）