鳥居みゆき、妖怪ユニットでCDデビュー「10万枚売れなかったら解散」強気公約も即取り下げ

鳥居みゆきらで構成する魍魎ズ
鳥居みゆきを中心に構成する“妖怪ポップユニット”の魍魎ズ(もうりょうず)が23日、都内で、1stアルバム『魍魎奇譚(もうりょうきたん)』の発売記念イベントを開催。報道陣の取材に応じ、CDデビューへの思いを明かした。
妖怪6匹、人間1人で構成する。2017年8月に上演された、手賀沼ジュン主演舞台『星になれると思ってた』の劇中に、日本の妖怪に扮したバンドとして登場。この2年間は、祭りや対バンなどで細々と活動を続けてきたという。
楽曲は、天狗の天狗沼.jに扮する手賀沼ジュンが制作。「(曲の)数がたまってきたら」ということで今回のCD化が決まった。ただ予算がないこともあってレコーディングは事務所の倉庫でおこなったそうだ。
妖怪と人間がグループに混在するコンセプトについては「国境や性別などに関係なくすべてを平等にしてきたい」という思いから。ただ鳥居は「ギャラは平等ではないですけどね…」と暴露し、メンバーを困惑させた。
CDデビューは「嬉しい!」と喜んだ鳥居は「公約を掲げましょう!」と自ら言いだすと、「10万枚売れなかったら解散」と強気発言。しかし、赤鬼のおにがしこと東ヒサシに「1000枚しか作っていない…」と言われ、慌てて取り消し。三つ目小僧のホーリーアイことほりかわひろきは「そういう心意気で」と改めていた。
Mステや紅白歌合戦への出演を目標に掲げたメンバー。最後に鳥居は「CDを買ってくれなかったら化けちゃうぞ!」とカメラ目線で言い放った。
この日は報道陣向けに楽曲も披露された。キャッチーなメロディに妖怪の世界観を感じさせる歌詞が印象的。猫又のミーユキャットに扮する鳥居は担当楽器のピアニカの演奏を成功させると足をあげて喜んでいた。歌にも参加しており、美声をとどろかせた。