大人の女性としての魅力も

[写真]ミルミルインタビュー第3回(5)

mizu

――chika.さんはどうですか?バンドとしての方向性は。

chika. そうですね、でもumeが言ったようにやっぱり、見た目も雰囲気も1年前と比べたら全然違うし、プラスに考えてるので、この雰囲気になったことを。今のアー写の感じとかも気に入ってますし。ただ、課題としては色気がないっていうバンドなんで。

全員  (笑)

chika. そろそろ色気を出せる曲とパフォーマンスをしないとなと思ってます。

――色気…

chika. 大人要素が。

――以前、ミルミルは女子の気持ちを題材にして歌っていると聞きましたが。

chika. はい。

――でも、ファンは男性が多い?

chika. そうですね。

――それをどういう風に伝えていく。

mana やっぱり、女子が聞いたら共感はすると思うんですけど、男子から聞いたら、ちょっと女子の気持ちわかれよ、みたいな。女の子の気持ちはこんな感じという感じかな。すごい歌詞を見てくれてる方が多くて。「ここいいね」とか。「メロディーに合っていて盛り上がれる歌詞だね」とか。注目してくださるんで。そのまま変えずに行こうかなと思ってますけど、やっぱり女の子のファンにも聴いて欲しいですね。

――女子の目線で描いた楽曲だけど、今は男性ファンが多いから結果的に男性に対して「女子の気持ちを分かれよ」という訴えかける感じもになっていますよね。

mana (笑)。そうかもしれませんね。女子の気持ちはこうですよって。心の中は見えないんでね(笑)

――男性ファンの多い中でパフォーマンスも変わってくる。

chika. 変わると思いますね。目線とか。男性ファンの方が「こっち向いてるな」とか思うと目線送ったりとか。manaちゃんとかも指を使ってジェスチャーしたり。

mana ちゃんとアイコンタクトはとるようにしていますね。

chika. とれるようになってると思います。

――先ほど話にあった「大人の色気を出していく」というのは、女子というより男性に対してということ。

chika. うーん、やっぱり1年通してそうだったから、たぶんそういう課題があるのかも。

mana セクシーとか…100%セクシーってわけではなくて、今は0%なんで、20%くらいセクシーという。

chika. かわいさ、そう。

mana 歌詞で「かわいさ元気は80%。そうだった」というのがあるんですけど、その中に20%くらい、ちょっと、うん。でもなんか曲によって…。

ume 大人になれたらなっていう。

mana 曲によって、出せる曲も増えてくると思うので、曲によって表情とかを変えて、なんていうんだろうね。雰囲気を作って、これは色気出す曲だな、とか、これははしゃいでずっと笑顔の曲だなとか、曲によって雰囲気を変えられたらって。これから増えていくだろうね、そういう曲も。

ume manaちゃん(ステージでは)変わるよね。

mana うん。でも、みんな変わると思う。照明とかによってやっぱりすごい気持ちも変わる。

chika. あ、これはここだな、とか。

――1年を通して成長されたと思いますが脱退という分岐点に今いるなかでどういう方向性を見出していくのかが気になります。19歳で初めて今は21歳。皆さんも大人になっていっているように時は流れています。

mana 成長したいですけど、そうですね、やっぱり、女の子なんで年をとっても(笑)。何年たっても女の子なんで、やっぱりかわいらしさと元気な気持ちは絶対忘れたくない、と思って生きてます。なんか、黄色っていうカラーも、変えるつもりはないので、元気というイメージのね。

chika. そこはね。

mana 元気さは残したいと思ってます。

――ミルミルさんのテーマカラーはは黄色ですよね。

mana 黄色と、黄色イコールやっぱ元気な雰囲気、明るい雰囲気っていうのはなくしたくはないです。

――ミルミルさんの楽曲の特徴は突然調子が変わる転調を多用していることだと思いますが、ファンによってはその変化球に対応できない人もいるのでは。

chika. のりづらそうってことですか?

mana のりっていうより、やっぱり曲を聞いてほしいってのはすごくあるんで。

――のりっていうよりも、曲を聞いてほしい?

mana どっちもですけど、でも新曲をやったときはやっぱり初めて聞くから、のれてないのはすごい理解してて、でも2曲目…2回目にその曲をやった時は、もう、のりを覚えてくれている方が多くって。

chika. ミルミルの楽曲は「すごい盛り上がって一緒にのれる曲」と「聴き入る曲」はライブ中も使い分けています。

mana 盛り上がっちゃえば、、

chika. 別にね、のりづらさはあんまり…。そういう聞いてほしい曲は聞いてほしいので。そこは気にしてないですね。

――ミルミルさんにとって初のライブから2年が経とうとします。そして、第2回目の主催ライブが15日に行われます。意気込みを。

mizu CDを出すんで、買ってほしいなって。意気込みは…なんか自分でもまだあやふやっていうか、たぶん、ステージに立って、ああ、2回目の主催やるんだなって思うと思うから、それを楽しみにしようって思ってます。2周年の主催イベントだけど、やっぱり自分の中では通過点だから、なんか、7月15日でやりたいことをやって、いろいろ持ち帰ろうと思います(笑)

ume 主催の日に2曲入りを発売するんですけど、レコーディングした曲を主催の日に発売っていう意気込みもありますし、2回目っていうことから1回目と比べてどう変わるのかとか、どうよくなったのか、まだここは足りないとか、他にも挑戦することとかもまだまだあるんじゃないかな、とかの楽しみはあります。やっぱりその主催以降も、ツアーがあったりとかもあるんで。そうですね…、通過点って言えば通過点ですけど、この主催という、2周年というのを区切りにまたそこから新たな気持ちに切り替えて、ツアーの方も意気込んでいこうって思います。

mana 2周年っていう、ミルミル初ライブから2年っていうので、自分の気持ち的にも成長してる姿を見せたいっていうのもあるし、やっぱり1回目の主催より、1回目に来てくれてる人たちに自分たちの成長してる姿とか、応援してくれてる人たちに、ここからミルミルが大きくなっていって成長していく姿を想像してもらえるようにと思います。ここは通過点であり、やっぱり成長の度合いを全部出せるライブにはしたいなって思ってます。

chika. 自分にとっては2年っていうのが早い気がして。1年目の主催の時は、「あ、これからだ」って感じで、こうなんかプラスっていうか、あんまりそんなに不安もなくて、やっていこっていう気持ちだけだったんですけど、2年が経ったので、自分的に焦りとかもあって。もっと頑張らなきゃいけないという気持ちもあって。自分は通過点だと思ってるんで、ファンの方がやっぱりミルミルについていこうって思ってくれるようなライブにしたいと思ってます。

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[写真]ミルミルインタビュー第3回(1)
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[写真]ミルミルインタビュー第3回(3)
[写真]ミルミルインタビュー第3回(4)
[写真]ミルミルインタビュー第3回(5)

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