レコ大新人賞・小山雄大、“母の味”肉じゃが作りに大奮闘　“ヒヤヒヤ”料理企画の裏側：【エンタメ】

小山雄大

　歌手・小山雄大が11日、自身のオフィシャルYouTubeチャンネルで、母の日企画『小山雄大のヒヤヒヤクッキング＃１ー母の日編、肉じゃがー【日本レコード大賞新人賞】』を公開。遡ること数日前、母の日に向けた“ある挑戦”に臨んだ小山。その挑戦とは自ら手料理を披露するというもの。普段の料理はパスタを作るくらい、という小山が今回選んだメニューは、新曲「じゃがいもの花」と母親の思い出の味にちなんで「肉じゃが」。MusicVoiceでは、撮影現場に潜入し、小山の奮闘ぶりに密着。果たしてその出来栄えやいかに…!?

　【動画】小山雄大のヒヤヒヤクッキング♯1ー母の日編、肉じゃがー

人生初の肉じゃが作りに挑戦！

小山雄大

　小山雄大は北海道・札幌市出身。2歳のころテレビで流れる演歌を聴き、歌い始める。2016年には『NHKのど自慢　チャンピオン大会2016』において氷川きよしの『獅子』を歌いグランドチャンピオンに輝いた。2018年に上京し、作曲家・弦哲也氏に師事。2024年に『道南恋しや』でメジャーデビューし、同年の日本レコード大賞で新人賞を受賞した。

　2025年３月にリリースされた「じゃがいもの花」は、母への恩返しがテーマの楽曲で、歌詞の中には、「思いやり」、「深情け」、そして「恩返し」という、「じゃがいもの花」の花言葉が織り込まれており、全国のお母さんへのメッセージソングとなっている。

　小山は、「母親は、女手一つで育ててくれて、たくさん苦労もかけました。が、これからは母に親孝行をたくさんしたい。また、応援してくださる皆さんにも、恩返しをして、大きな晴れ姿を見せていけるように頑張っていきたい」と、この楽曲を携え邁進していくことを語った。

　小山は、デビュー２年目の目標として、「苦手なことにチャレンジしていきたい」とのことで、バンジージャンプに挑戦したのも記憶に新しい。21mの高さから見事なジャンプで苦手を克服し、新たな一歩を踏み出した。

　そんな中、母へのメッセージソング「じゃがいもの花」の発売を記念して、じゃがいもを使用した料理に挑戦することに。数あるじゃがいも料理の中から選ばれたメニューは、歌手活動を応援してくれている母の味の“肉じゃが”だ。

　とはいえ、小山にとって肉じゃが作りは人生初。普段作るのはパスタ程度と話しつつ、「本番でちゃんと作れるか不安で、緊張してます…」と、本番前に素直な心境をポツリ。

撮影中、まさかの“無言タイム”!？

小山雄大

　　ステージに設置されたキッチンには、少しピリッとした空気が漂う。レシピと材料を真剣な眼差しで確認する小山。撮影用のカメラチェックも怠らない。

　そして、いよいよクッキングスタート！　ファンからもらったという“ジャガイモTシャツ”に身を包み、気合充分の小山。隠し味には小山が観光大使を務める北海道・奥尻産の白ワインを用意し、母のレシピに自らのアレンジを加えるというこだわりっぷり！

　調理を開始するも、思わず集中しすぎて無言に…。スタッフから「何か喋って！」と言われ、小山は「あっ！」と撮影していたのを思い出したかのように、本日の撮影場所の紹介を始め、喋りながらの進行はまだまだ慣れない様子。「喋りながら作るのって、難しいんですね…」と、料理動画への初々しさが感じられるスタートだった。

　「これで合ってますか…？」と不安げにスタッフに確認する姿からは、彼の真面目な性格がにじみ出る。歌唱時とは違った小山の、ちょっぴり頼りない（？）キッチン姿に、思わず応援したくなる。調味料の順番に戸惑う場面も。「『さしすせそ』だよ」とスタッフのアドバイスを受けつつ、丁寧に一歩ずつ進めていく姿が印象的だが、周りで見守るスタッフから「“ヒヤヒヤクッキング”（笑）」とツッコミが飛ぶなど、現場は和やかムード。

　そして、煮込み時間を経て、ついに完成！　隠し味の奥尻産白ワインと、小山家代々伝わるの独自の味、仕上げに加えた北海道の名産のとある食材がアクセントとなり、スペシャルな一品に仕上がった。完成後のスタッフも交えた試食会では、最後に投入したとある食材の評価も高かった。

　撮影を終えた小山は、「ものすごく緊張しました。全国のお母さまの事を想うと手も震えてきました。母の日に恩返しを考えているみなさまに「じゃがいもの花」を歌っていただけたら幸いです。が、母の日ということで、母のことも思い出しました。この後、僕も母に電話して感謝の想いと肉じゃが料理をしたことを報告しようと思っています」と安堵の表情を見せた。

小山雄大