映画・ドラマ
篠田麻里子ら8枚重ね瓦割り、道場通いの成果見せる
映画『リアル鬼ごっこ』の初日舞台挨拶が11日、東京・新宿で行われ、主演を務めた元AKB48篠田麻里子(29)、トリンドル玲奈(23)、真野恵里菜(24)、そして、園子温監督(53)が登壇した。
初回終演後、トリプルヒロインが観客席で観劇していたことを知らされ会場がざわついた。その後方の席から登場した3人が舞台に向かって歩いていく様子にその場の全員が釘付けになっていた。「さっき観てたんですけど震えが止まらなくて」ともらした篠田は、公開初日を満員の観客席で迎えられた喜びを語った。
また、監督に言われて印象的だった言葉は、という質問に対しては「いつも篠田さんて呼ばれるのに、急に麻里ちゃんと呼んでくれて、それが印象に残ってます」とコメント。これは二人きりになったシチュエーションでのことだったようで、ドキッとしたと告白した。
篠田が今回のアクションシーンの為に、監督と同じ道場に通い鍛練していたこと、そしてクランクアップ後の現在も続行していることを監督が明かすと、会場は驚きのムードに包まれた。
その後、ヒットを祈願して映画のタイトルにかけた“鬼”瓦割りをすることが発表されると、再びどよめいた。そんな会場の心配をよそに八枚重ねられた瓦をヒロイン役のトリンドル、篠田、真野の3人全員が割ってみせると会場からは歓声があがった。
生まれて初めて瓦を割ったというトリンドルは「痛かった」とコメントしたのに対し、篠田は「八枚割ったのは初めてです」としながらも、道場に通い続けているだけあって瓦割りも“お安い御用”の余裕さえもうかがわせた。
映画は、累計発行部数200万部を越えるベストセラー小説の映画化で、篠田麻里子らが女子高生に扮して体当たりの演技を見せることで話題になっている。 【取材・小池直也】