「TO BE HERO X」豪華声優陣が勢揃い、宮野真守「自他ともに認める不動の No.1です」
宮野真守、花澤香菜、内山昂輝、中村悠一、松岡禎丞、水瀬いのり、佐倉綾音、山寺宏一、島﨑信長、花江夏樹が3月29日、都内で行われた「TO BE HERO X」ジャパンプレミアに登壇した。
4月6日から放送開始されるTVアニメ。宮野は「自他ともに認める不動の No.1、宮野真守です!X 役です」と元気に挨拶。さらに、トラを演じた山寺は、「ヒーローランキング8位なのに、1位の宮野真守さんと襟元が似ていてごめんなさい!トラ役の山寺宏一です」と自身の衣装が宮野と似ていることに触れ、笑いを誘った。
本作は人々の“信頼”が数値化され、その信頼値によってヒーローランキングが変動していく物語。ヒーローごとにフィーチャーしたオムニバス形式で展開されながら物語が徐々に1つの世界になっていく、類を見ないスーパーヒーロー活劇。
演じたキャラクターについて聞かれると、ナイスを演じた花江は、「ナイスのヒーロー像は、完璧で誰もが認めるようなヒーロー。戦い方もすごく華麗で。まだ謎が深いので、これからどうなっていくのかワクワクする」と今後のエピソードに期待を込めた。
魂電を演じた島﨑は、「“電光斬”という必殺技を持っていて。特撮ヒーローのような、分かりやすいかっこいいヒーローです」と説明し、「必殺技ってかっこいいじゃないですか。私が“せーの”って言うんで、みんなで“電光斬”と言ってもらってもいいですか?」と提案。キャスト陣は「全員で?」と口を揃えて驚きながらも「電光斬!」と声を上げて盛り上げた。
トラを演じた山寺は「トラという名前だけど犬なんです。僕、声優としてはプライド持っていましたけど、犬役だけは誰も負けたくない!」と声を張り、爆笑を誘いつつ「結構吠えてます。吠え声は絶対負けたくない!それを期待していただきたいな」と見どころをコメント。
ラッキーシアンを演じた水瀬は「彼女は本当にラッキー体質な女の子。でも彼女にとっての幸運と、その世界の人たちが思うラッキーが必ずしもイコールではない。他のヒーローたちとは少し違った等身大の女の子感みたいなところが、彼女の唯一無二な魅力です」と魅力を語った。
メカニックガールであるロリを演じた佐倉は「小さくてピンクが好きで、可愛くて。女の子扱いというものに対して、実はすごく抵抗がある子でもあるんですよね。だから、令和の世の中に少し挑戦的な設定のキャラクターでもあるなという風に思っています」と説明。
続けて「彼女の理念みたいなものに共感できる部分も多かったので、演じることができて光栄です」とキャラクターへの思い入れを語った。
さらに、リトルジョニーを演じた松岡はネタバレを防ぐあまり「とあることがありまして、とあることがあるんです」とくぐもった言い方に。「1つだけ言えることがあるとすれば。リトルとビッグは、“ジョニー”です」と本編に期待するようコメントしました。黙殺を演じた中村が「名前の通り、“黙って殺す”んです」と話すと、キャスト陣から「怖い怖い!」とツッコミが。
その役柄から、セリフも少なかったと話す中村は「僕がアフレコに呼ばれていない回でも活躍していたみたいです」と会場の笑いを誘った。
また、ワイルドな性格の梁龍を演じた内山は「ワイルドな性格に至るまでに色々過去あったということが描かれていきますので、そこに注目していただきたいなと思っております」と注目のポイントを語った。
クイーンを演じた花澤は「見た目通りクールだけど、孤独に戦っている人女性。完璧なだけじゃないところが、彼女の可愛いポイント」と彼女のギャップを解説。すかさず松岡が「とんでもない方と、とんでもない展開になっていましたよね」と投げかけると「今日“とんでもない”しか言ってない!」と佐倉からツッコまれ、会場は笑いが巻きおこった。
最後に宮野が演じたXについて聞かれると「彼のミステリアスさと、時折描かれる日常風景も楽しんでほしい。本編では結構大事なことも言ったりするので、そこにも注目して見て頂きたいです!」と自信満々に見どころを口にした。