INTERVIEW

紗愛

「最高のものを」綺麗さと可愛いを詰め込んだ全開露出の写真集


記者:編集部

写真:木村武雄

掲載:24年01月15日

読了時間:約4分

 アイドル『Couleur Clarity』(クルクラ)のリーダーで、人気コスプレイヤーの紗愛(すずな)の初写真集『紗愛1st写真集 最初で最後だよ』(KADOKAWA)が好調だ。昨年10月に発売され、大手ショッピングサイトの部門別で1位を獲得。現在は電子版も好調なセールスを記録している。「全開露出」に挑んだ意欲作。改めて本作の見どころを聞いた。【取材・撮影=木村武雄】

――写真集発売が決まった当時の心境

 嬉しい反面、不安もやっぱり大きかったです。ページ数もそれなりにありますので、見てくれる方が、1ページ1ページ飽きさせない写真集にしたいと思いました。衣装の構成やポージング、表情の一つ一つ自分のできることをやらせていただきました。

――衣装選びは?

 最終的にはスタイリストさんに組んでいただいたんですけど、最初はヒアリングがあって希望を伝えました。ランジェリーや下着がもちろん、コスプレ風とか、ずっとOLの格好をしたくて入れてもらったり、水着もボディースーツもあります。グラビアでもいろんなグラビアを見せられたらいいなと思って提案させていただきました。

――肌面積が多いですね。

 全開露出ですからね(笑)。衣装選びの段階からそうでした。グラビア活動やコスプレイヤーとしても活動をさせていただいてるので、限界突破じゃないですけど、グラビアで自分ができる最高のものを作り上げたいという気持ちでした。手ブラもしましたし、ひもを解いたり、露出が激しいイメージになってるんですけど、その中にも綺麗さやかわいさなどの雰囲気を楽しんでいただけるものになったと思います。

――撮影に向けて準備は?

 撮影が6月末だったんですけど、その1カ月くらい前から育乳エステに通っていました。身体のコリを解しながら余分なところにあるお肉ちゃんたちをお胸にぐっと引き寄せてボリューム感を出すんです。結構肩周りとかが凝りやすくて、肩が凝いると首が短く見えるんです。グラビアをやってると自分の体のラインとかも重要になるので、それを含めて首のラインやボリューム感を、一番写るところを綺麗にしました。

――理想のボディは?

 どういうスタイリングしたいかによって分かれてくると思うんですけど、多分女性が好きなスタイルだったら、脚が細くて長くてモデル体型でというのが私の中では理想ではあるんですけど、今回この写真集はグラビア寄りだったので、グラマラスな体型がすごく綺麗だと思うので、出るところは出て、締まっているところは締まって、というのは意識しました。

――注目して欲しいパーツ?

 ウエストのラインは角度によっては凄く割れて見えるぐらい引き締まっているんです。そこを見てほしいです。それとお尻も大きいんです。ウエストからお尻にかけてのラインが2次元みたいだねって言われることもあるので、多分男性の好きな部分ではあるかなって思います。

紗愛

――お気に入りのカットは?

 もちろん全部がお気に入りではあるんですけど、結構周りのスタッフさんからどよめきが上がったのが、めちゃくちゃ際どいこのカットです。これは紐パンツを履いてまして、この紐を取っちゃったんですけど、これは別に取るつもりはなくて、この体勢なら紐が下に落ちないいい感じだなって。この脚に紐をかけると絶対取れないと思ってやってみた1枚でした。いい感じに見えていなくて、ずっと見えないエロさというか、それは本の実物見た方が迫力はあると思います。

――撮影で印象に残っていることは?

 お気に入りの衣装があって、ボディースーツにドットのフリフリではないけど、シースルーを着ている衣装があるんです。ボディースーツは普段のグラビア撮影で着たことがあるんですけど、そのボディースーツにその羽織を合わることで雰囲気がガラッと変わってちょっとかわいい感じになったんです。それが可愛いなって思うお気に入りの衣装です。これも鼠径部がね、ハイレグで見えちゃったり、後もTバックだったり、ガーターやレースを入れてセクシーに振り切って、どエロイっていうかどセクシーみたいな感じにはなるんですけど、その羽織によってまた印象が変わるので、その印象の違いにも結構楽しんでいただけるかなって思います。女性の方をね。結構好きなスタイリングじゃないかなって思ってます。

――Couleur Clarityのメンバーの反応は?

 家族みたいなものなので、撮影中は本当に賑やかでした。ずっとみんな喋っていました。写真を見てもらったら一目瞭然で明らかに私の方がもうニコニコしてるんです。メンバーも楽しんでるし、私も楽しんでいるのというのはファンの方や、私たちを知らない方にも伝わってくると思います。

――ランジェリー姿でね。

 そのランジェリーも実は私が初めてスタイリングをしたんです。メンバーのことをいろいろ思いながらこの子はこれが似合うだろうなと。メンバーからも、誰がどれ着るか当てられるっていうぐらいドンピシャでした。それは良かったなって思いました。

紗愛

――エッセイも書かれました。

 過去のことをいろいろ書きました。過去の自分を思い返すことってそんなにしないと思うんです。だから今回エッセイを書くことによって、自分はこういう人生を生きてきたんだなというか、今までのことをすごい深く考えさせられました。こういう行いをしてて良かったなとか。それこそコスプレ始めてて良かったなとか、たまにちょっとうるっとしながら色々思い出しながら書いてました。

――その写真集を含めて一つの何か集大成みたいな?

 そうですね。この活動は永遠にできるものではなく、いつ終わるかも分からない。写真集を出せること自体が最初で最後になるかもしれない。その気持ちを含めてのタイトルでもあります。私がいっぱい詰まってる作品になっています。

(おわり)

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木村武雄

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