エビ中・廣田あいか、初主演映画で監督がベタ褒め「女優として立派」
ももいろクローバーZの妹分、私立恵比寿中学の廣田あいか(16)が28日、都内で行われた映画『たまこちゃんとコックボー』(3月28日公開)の初日舞台挨拶に出席した。自身初の主演映画。廣田は「私の原点になると思う。大事な人を思い浮かべて観てほしい」と語った。
映画は、実写とアニメを組み合わせたファンタジー。15歳の主人公・星野ひよ子がドーナツの穴に吸い込まれ迷い込んだアニメの世界で出会った女の子とと繰り広げる物語。撮影は、舞台にもなった広島と秋田で行われた。
この日、阿久圭介(15)と片岡翔監督(33)とともに登場した廣田は制服姿で開口一番「大きなスクリーンだと思っていなかったのでびっくり」と挨拶。
初日を迎えられた感想を「正直なところを言うとまだ映画観ていないので、ドキドキ、モヤモヤしている状態。でも撮影は楽しかったのできっと面白い作品になっていると思います」と語った。
秋田での撮影は昨年12月。寒波での撮影も弱音を吐かなかった廣田に、監督は「プロだなと。女優として立派だなと思った」と絶賛した。
廣田は公開の記念にと、この場で手品を披露。「撮影当時は15歳。15歳の私を素敵なカタチで残せるなんて夢にも思っていなかったので嬉しい。この映画が原点で、これらも色んな作品に出たいという目標も持てた」と語った。
その後、別室で行われた囲み取材では、「私らしく自然体で撮影に臨めました。主人公のひよ子は私に似ているところもあって、そのままの私」と自身と重ねた。また、今後については「クールな役がないのでやってみたい」とも意欲。
同映画の主題歌には私立恵比寿中学の「テブラデスキー~青春リバティ~」が起用されているが、「疾走感ある爽やかな楽曲で、(映画は)中学3年生の卒業時期で青春感が味わえるお話で、コミカルな部分もあるので、そこが曲にぴったり」とアピール。
4月から全国ホールツアーが始まるが「この楽曲も振り付けの練習をしているので、ツアーで披露できたらいいなと思います」と語った。写真=(C)『たまこちゃんとコックボー』製作委員会