仙台で大人気のバンド「ニホンジン」とは、メジャー後も変わらず自宅で楽曲制作

注目のきっかけ職業ソング

昨年12月に東京エレクトロンホール宮城で行った公演のもよう

――職業ソングを歌っていますが、職業ソングをやろうと思ったきっかけは。また、その活動を通じて得たものはありますか

ニホンジン　日本中の皆さんを応援する存在を目指す上でどのような方法があるか考えた時、働く人達のリアルな想いを音楽で広く伝えていくことがひとつのやり方になるのではないかと思いました。色んな職業の方にお話を聞く中で、仕事に対する想いを語ってもらうと必ず胸を打つものがあるんだなぁと気付かされます。その度に「この感動を広く伝えたい」という使命感のようなものが芽生えまして、それが活動の大きな原動力にもなっています。

――マチュアバンドとしてやってこられて、CDレンタル枚数記録でGReeeeNを抜いたことが話題になり、その年の夏、地元テレビ局のKHB東日本放送が展開する『2014年夏の高校野球』の応援ソングに起用されるなど、昨年の活躍は目覚ましいです。ただ、仙台以外ではベールに包まれているところもあります。ニホンジンはどういうバンドで、どのような活動をされてこられたのか、改めて教えて頂いても宜しいですか

ニホンジン　「今まで誰もやったことのない活動」をテーマに関わって下さる方と常に新しいことにチャレンジしてきたグループだと思っています。CDレンタル１位というのはメンバー全員で店頭に立ち、のべ８時間直接入店される方にオススメするという内容でしたし、高校野球のタイアップは期間中KHBさんのHPでその楽曲がフルコーラス無料ダウンロードできる施策を一緒に行わせて頂きました。今後も様々なことに挑戦していきたいと思います！

ニホンジンとニホンジンプロジェクト

ニホンジンのこれまでのライブ実績（編集部作成）

――そしてニホンジンプロジェクト。これはニホンジンさんを中心に仙台在住の９人があらゆる企画に取り組み地元を盛り上げる、いわば「仙台応援隊」のような集団という認識でいますが、そもそもニホンジンとニホンジンプロジェクトの違いは。そして発足の経緯、これまでに行った企画を教えてください

ニホンジン　今も毎日続けているYouTube番組「今日のニホンジンプロジェクト」は９人で開始した活動でした。いつしかその番組から様々なキャラクターが飛び出し、今は９人組として活動しています。「ニホンジンプロジェクト」という母体の中に、ニホンジンはもちろんイセイジンやマホウジン、ジョセイジンなど様々なユニットが在籍している形になります。

――今後目指す方向性は、また仙台の皆様、そして全国の皆様に伝えたいことは

ニホンジン　今後も常にワクワクしてもらえるエンターテインメントを発信していくのが目標です。仙台の皆様にはいつも応援頂き本当に感謝していますし、いつか全国区で活躍できる集団として「応援してよかった！」と思ってもらえるよう頑張ります！るよう頑張ります！

▽ライブ情報
2015年4月29日、2000人限定コンサート『仙台サンプラザホールのニホンジンプロジェクト』仙台サンプラザホールで開催

2015年9月19日、4000人限定コンサート『ゼビオアリーナ仙台のニホンジンプロジェクト』ゼビオアリーナ仙台で開催