仙台発のニホンジンが日本一に、レンタル枚数で記録更新

仙台でにわかに注目を集めるアマチュアバンドのニホンジン。仙台から全国へ歌を届ける

 仙台で活動する東北大出身のバンド、ニホンジンが、地元テレビ局のKHB東日本放送が展開する『2014年夏の高校野球』の応援ソングに起用。これに合わせて“高校野球応援ソング”『まさに僕らの夏』の無料ダウンロード配信を行ったところ、22日現在で9万6770件のダウンロード数を記録した。

 『まさに僕らの夏』は、高校野球をテーマに書き下ろしたオリジナル楽曲。6月末か ら KHB 高校野球特設サイトで無料ダウンロードを開始し、「熱闘速報!めざせ甲子園」や準決勝・決勝中継など、KHB高校野球関連番組でメインテーマソングとして使用された。

 高校野球宮城大会・開会式当日には1日で1万ダウンロードを超え、宮城 県内各地にて高校球児の背中を押す一曲となった。なお、大手有料配信サイト(全国配信)でも昨今10万ダウンロードに達するのは珍しく、その中でもシェアの少ない宮城県でのこのダウンロード数は、無料とはいえ大きな成果と言える。

 ニホンジンは「10万ダウンロード目前、とっても嬉しいです。この曲は、ひとりひとりにとっての『僕らの夏』に全てをぶつける球児たちの笑顔を想って制作しました。球児たちをはじめ、この曲を聴いてくれた全ての人にとって、この曲を聴く度に2014年の夏を彩った笑顔のひとつひとつが心に浮かぶような、そして、じんわりとした感動が蘇るような、そんな曲になってくれたらいいなと思います」とコメントしている。

 ニホンジンは、東北大学在学中にエムサイズ佐久間(ボーカル)、リュックサック今井(ギター)、ペンション佐々木(ベース)が結成した仙台在住の3人組。様々な職業の“想い”を歌する「職業ソングプロジェクト」で地元を中心に話題を集めている。

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