小芝風花、笠松将主演の新感覚刑事コメディードラマに倉科カナら新キャスト
『事件は、その周りで起きている』
倉科カナ、北村有起哉、中野周平(蛙亭)が、小芝風花と笠松将が主演するNHKコメディードラマ『事件は、その周りで起きている』(8月1日~4日22:45~23:00放送)に出演する。
コント番組『LIFE!』チームが制作。若手刑事のバディ(小芝風花、笠松将)をとりかこむ、個性的なキャラクターたち。舞台はとある地方の小さな警察署・新月署(しんげつしょ)。刑事ものだが、事件を一切解決しない。事件のまわりで起きるトラブル、“小事件”にスポットを当てた新感覚の1話15分のコメディードラマ。
主人公は、真野一花(小芝風花)。何でも独力で事を成し遂げたい、人に頼ることが苦手な若手刑事。そんな真野とバディを組むのは、宇田川和人(笠松将)。効率重視で人に頼むことにためらいのない若手刑事。相反する性格の二人、そしてそこに新月署の同僚たちが絡み、物語が展開する。
真野と宇田川と一緒に新月署で働く魅力的な人物たち。元科捜研のエースで所轄初の科捜研の設立を目論む向田舞(むこうだ・まい)を演じる倉科は「私が演じる向田は野心の強い、謎多き女性です。強烈なキャラクターたちが渦巻く中で監督から、『向田が出てきたら、風が吹くような感じが欲しい』と演出を受け、みなさんが各々の風を感じられる様に頑張りました。ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです!」とコメントしている。
交通課警察官で白バイ隊員に憧れ、真野に片思いをしている徳大寺玲央(とくだいじ・れお)を演じる中野周平(蛙亭)はドラマ初出演。「徳大寺は異常なまでに純真で自分に正直、恋と夢をバイクで追いかける、超カッコイイ奴です! 果たしてどこに連れてってくれるのか、必見です!!」と意気込む。
刑事課警部真野と宇田川の上司で10歳年上の部下、警部補に頭が上がらない谷崎誠(たにざき・まこと)を北村が演じる。「刑事ドラマというのは安定してます。なぜならそこには視聴者が共有できる絶対的な安心感があるからです。しかしこのドラマは、世の刑事ドラマ自体のスピンオフドラマかもしれない、いや上手く言葉で伝えられません。でも。大いなるマンネリズムが続く昨今の刑事ドラマが健在であるからこそ、奇妙で自信なさげな産声をあげて生まれたドラマであることは間違いありません。ぜひその正体を見極めてほしいです」と呼びかける。