『Ollie』Vol.255

 ストリートカルチャー誌『Ollie』Vol.255が15日に発売される。本号では「Boy Meets Music」と題し、HIPHOPをはじめとした音楽を特集。表紙と巻頭インタビューには次世代のHIPHOPアーティスト、LEXが登場する。

 第1章「僕らを熱中させる音楽は、ここにある」では、言葉をテーマに、LEX、ERA、AAAMYYY、NF Zessho、KENNY-Gのインタビューが掲載される。

 シンプルな言葉づかいで聴く者を魅了するLEX(ラッパー)、何気ない日常生活の描写を得意とするERA(HIPHOP MC)、自分に向き合う言葉で繊細な気持ちを綴るAAAMYYY(シンガーソングライター/トラックメイカー)。そして、NF Zessho(ラッパー/ビートメイカー)はHIPHOPに対する姿勢を、KENNY-G(ラッパー)は“自分への日記”としてのリリックについて語る。

 第2章「働く人を奮い立たせる、音楽のコトバ」では、16人が仕事と音楽との関係性を語る。ジュエリーアーティストやメッセンジャー、大工、美容師といった16人の働く人たちに、自分を奮い立たせてくれる音楽について聞いている。

 第3章「本場NYのHIPHOPにおいて、変わるものと変わらないもの」では、誕生から半世紀を迎えるHIPHOPの系譜を改めて紹介。1973年にNYのサウス・ブロンクス地区で生まれたHIPHOP。もうじき誕生から50年の節目を迎えるにあたり、NYにおけるHIPHOPの歴史を振り返る。名著『Wassup! NYC ニューヨークヒップホップガイド』を手掛けた水谷光孝が、現在までつながるHIPHOPの系譜を改めて紹介する。50年の歴史の中で、変わるもの、変わらないものとは?

 第4章「CROSS TALK: JUBEE × JUN INAGAWA / LIBRO × 小林万里」では異なるフィールドで活躍するふたりの対談が届けられる。互いにTHE MAD CAPSULE MARKETSが好きで親交を深めたJUBEE(ラッパー/トラックメイカー)とJUN INAGAWA(イラストレーター/DJ)。20年以上前の名曲『雨降りの月曜』のMVによって出会ったLI BRO(ラッパー/トラックメイカー)と小林万(ビデオディレクター)。そんなクリエイターたちが同じプロジェクトでタッグを組み、仕事や年齢が違うからこそ予想しなかった相乗効果が生まれた。2組の対談から、音楽がもたらしてくれる可能性を探っている。

『Ollie』Vol.255

Ollie[オーリー]Vol.255

発行:株式会社トライアウト
発売:株式会社主婦の友社
発売日:2022年7月15日(金)
価格 :1,320円(税込)
Web:https://ollie-magazine.com/

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