氣志團“新”学ラン披露、制作費は車が買える値段「全身に刺繍」
新曲「幸せにしかしねーから」で披露した氣志團の新学ラン。全身に刺繍
氣志團が新曲「幸せにしかしねーから」ミュージックビデオ(MV)で披露しているトレードマークの学ランが制作に2カ月を要したことがわかった。制作費は、数十万円から数百万円はするエアロの付いたVIPカーが買えるほどで、過去400着作ってきたなかで3本の指に入る高価な代物だ。
新曲「幸せにしかしねーから」は、氣志團にとって今年最初のシングル。2月25日に発売される。この曲は制作の過程で、團長の綾小路翔が友人の結婚式に2日連続出席し幸せな気分になった中での帰りの新幹線で詞を書き上げた“純粋ラブソング”。
このほど公開されたミュージックビデオは、綾小路が想像する出会いから付き合い、紆余曲折を経て共に生活をする過程をタイトル通りストレートに表現している。
この「幸せにしかしねーから」は直球すぎる言葉だが、なかなか口に出しては言えないこの言葉を歌、そして映像にして代弁しているとも言える。
そしてMVで披露している学ラン。「今まで400着くらい作っている学ランの中でも3本の指に入るほど高価です。そしてものすごく時間がかかりました」という高価な代物だ。
綾小路は「これは結成18年、従来のツッパリのイメージを少しでも改善させようと活動を続けたのですが、取材や撮影の際に『ガンつけてください』とか言われる始末に改めて絶望して、だったらとことんグレてやろうという決意のもと、グレることがどういうことかと考えたとき学ラン全身に刺繍を施すという結論に至りました。こんな気合の入った学ランにも注目してもらえるといいなと思います」と力説している。
学ランには全身くまなく各メンバーの座右の銘が入った刺繍が施され、制作期間は通常の倍である2カ月を要した。気合十分で挑む“純粋ラブソング”。彼らの意気込みが伝わってくる。