氣志團・綾小路翔ポジティブ、どう乗り越えて来た?「覚えてない」「捏造してきた」
世界メンタルヘルスデー
氣志團の綾小路翔と星乃夢奈が、世界精神保健連盟が定める「世界メンタルヘルスデー」の10日、都内で行われたメンタルヘルスについてのトークイベント『#ココロに聞いてみよう!~私たちの日常とメンタルヘルス~』に出席した。
【動画】青春時代などを振り返る綾小路翔。「夜の国道をツーリングして…(笑)」
綾小路はゲストとして、星乃は応援サポーターとして出席。内田恭子フリーアナウンサーを司会に、東京大学の現役学生である佐藤万由子さん、精神科医の田中裕記さんとトークを行った。
様々な経験を積んできた綾小路。悩みや問題をどう乗り越えて来たか?という問いに「そんなに覚えてないですね」とばっさり。「だいたい喉元を過ぎると熱さは忘れる。良かったことは良かった。悪かったことはみんなで乗り越えてきたと思うけど、それを残さないいい加減な性格が良かったと思います」とポジティブ思考を発揮。
子供の頃から「怒りは持続しないタイプで忘れっぽい」という綾小路。「良かったことを美化して盛り上げていく。きっと苦労もあったかもしれないけど、そんなに感じていないです。逆にすごく楽しかったことばかり覚えています」と明かした。
また、人と異なる考え方に悩んだり、それが個性として希望が繋がったというトークを受け、「僕はウソをついて人と違う振りをしてきた。『俺は人と違うセンスの持ち主だ』って捏造してきて。それが今となっては恥ずかしくてたまらない。全然思ってもいないことを言って自分を演出してきた学生時代が恥ずかしい。人と違うものを持っている人に憧れてそれが羨ましかった」とも。
その一方で「それがひとたびネガティブなこととして言われたら怖くなったり不安になったり、良くないカタチで言われると認めたくないし。こうして話を聞いていると人に相談するのは苦手だったかも。それに気づけた」として、人への相談の大切さを語った。
さらに「仲間・友達が大好きで、ものすごくお節介で、一方的に世話を焼いて、過保護で必要に口やかましく言っていた。でもこの愛が全く伝わらずウザがられているのかも。自分自身のまわりの人たちのサインを見逃さないポイントを知っていきたいです」とも述べた。
- 1
- 2