INTERVIEW

森保まどか

「私がぎゅっと!」HKT48卒業後の初写真集で詰め込んだ「素」


記者:木村武雄

写真:木村武雄

掲載:22年03月15日

読了時間:約2分

 森保まどかが、HKT48卒業後初となる写真集『森保まどか写真集 Lotus』を発売した。前作『スコア』の発売から1年も満たないなかでの次作に期待の高さがうかがえる。森保自身も「想像していませんでした。リリース自体が夢のようなのに、撮影内容もまた夢のようで…」と感無量の様子だ。そんな森保はどのような思いで撮影に臨んだのか。15の質問に答える動画と共にその思いを届ける。

 タイトル「Lotus」は日本語で「蓮」を意味する。水面に咲かせる美しい花、それを支える力強く張る地下茎。そんな「蓮」のごとく、美しい森保の普段は見られないプライベートの瞬間を写真で切り撮り、感性をエッセイで表現した。「より素に近い姿を収めたいと思い、企画の段階からそういう気持ちでいました」。

 タイトルは「大事にしている言葉でファンの方が喜んで頂ける言葉がいい」と思った。撮影の最後に訪れた美術館で運命を感じる。ステンドグラスライトで「Lotus」とアートされた作品があった。「その時はまだタイトルは決めかねていましたが、それを見た時に『もうこれしかない』と思いました」。

 撮影は、映画館やブックカフェ、露天風呂、ライブハウスなどで行った。なかでも思い出に残っているのは全宿泊先に備えられていたサウナ。自身もサウナ愛用者でドラマなどの撮影が終わった後には気持ちを切り替えるためサウナを利用するぐらいだ。「初めてサウナで撮影したのですごく印象に残っていますし、嬉しいです」なかでも赤沢温泉郷では「三日三晩、多種多彩な王道のサウナに入ることができました。とても楽しかったです」。

森保まどか

 去年の今頃は、HKT48からの卒業を発表していた。あれから1年が経とうとしている。「怒涛の1年です。正直、芸能活動を続けるかどうかも迷ってたぐらいで、今こうしていろんなタレント活動をさせて頂いているのがとても不思議です」

 その1年での変化はこの写真集にも表れている。HKT48時代とは異なる表情。例えば前作『スコア』で初挑戦したボディースーツ。「今回は大人っぽいというか、かなり攻めたボディースーツでとても印象に残っています。卒業して新しい大人の一面を見せるにふさわしいカットだと思います」

 一方、メイド喫茶でメイド服を着て撮影に臨んだ。「オムライスに魔法をかけて萌え萌えキュンをやりました! 本当は喜ばせる側なのに私の方が楽しんでいます!」

 今回用意された衣装は13、4着。一般的に5、6着と言われるなかで多い数だ。「1冊で2冊分の見ごたえのあるものになりました。私がぎゅっと詰まっています。とても贅沢で濃厚な一冊だなと思います!」

森保まどか

(おわり)

スタイリスト=岩田麻希
ヘアメイク=前田紗良
衣装協力=STACCATO(バロックジャパンリミテッド)

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木村武雄

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