モデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(21)がInstagramやTwitterに載せた中指を立てた写真が騒動になっている。

 きゃりーは8日、Twitterには「NAKAYUBITATERO!!!」と、Instagramには「目が不思議」という言葉を添えて中指を立てた写真をそれぞれで公開した。

 中指の爪には、黒をベースに十字模様のネイルアートがあしらわれており、ネイルが目の位置に重なるようになっている。

 一見、ネイルで目の輝きを表現しているようにも思えるが、中指は立てる行為は相手を侮辱するジェスチャー。特に海外ではタブーとされている。そのため、ファンのなかには「中指はだめ」「海外にもファン居るだろう」と注意喚起する声もあった。

 更に一部のメディアがこのことを報じたことで騒動に発展。不謹慎であるとネット上で批判が相次いでいる。

 一方では「細かく突っ込むのはどうかしてる」「可愛いと可愛くないの融合にカワイイを感じるきゃりーらしい写真」「中指のネイルが気に入ったからじゃないの」「ネイルのアピールじゃん」などといった擁護の声も同等に広がりを見せている。

 海外系ロックミュージシャンなどのライブの一部では見られる行為ともあって、なかには「ロックの世界では日常茶飯事」という声もあった。ただ、過去には海外のミュージシャンがイベントの席で司会者に向かって中指を立て、その後になって謝罪したこともある。

 きゃりーは、アジアや欧州でも人気が高く欧米アジアでワールドツアーも実施。昨年夏には世界に向けてアルバムを同時発売している。カワイイ文化が欧州を中心に浸透しているなかで、日本のサブカルチャーの象徴でもある彼女。

 行う場所や場面にもよるが、今回の行動は、ネイルアートを含めた「サブカルチャー」としての表現の一つとしてみるか、「一般常識」でみるか、ネットユーザーの間で意見が分かれている。

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