地下アイドル仮面女子が初週13万枚超え、インディーズ女性史上初の首位

　地下アイドルグループの仮面女子が、モンゴル800、ゴールデンボンバーに次ぐ快挙を成し遂げた。元旦発売のシングル『元気種☆』が発売初週で13万2000枚を売り上げ、１月12日付オリコン週間シングルランキング（集計期間＝2014年12月29日―2015年１月４日）で初登場首位に。インディーズ女性アーティストとしては初の首位に輝いた。

　昨年12月の時点で予約枚数が10万枚を超えており、初登場１位は確実視されていた。当時、リーダーの桜のどか（24）はブログで「オリコン１位目指して、まだまだよろしくお願いします」と意気込みを綴っていた。

　仮面女子は、東京・秋葉原を拠点に活動する「アリス十番」「スチームガールズ」「アーマーガールズ」の３組の仮面ユニットからなるグループ。同シングルでのオリコン１位、そして、NHK紅白歌合戦への初出場を目標に掲げている。今年11月には自身初のさいたまスーパーアリーナでの単独公演も決定しており、それらに向けて幸先の良いスタートを切ったと言える。

　オリコンの記録では、これまでインディーズ女性アーティスト（ソロを含む）の最高位は、3Bjunior「七色のスターダスト」（2014年元旦発売）の２位。男性を含めてもインディーズアーティストとしては、モンゴル800（2003年＝１作）、ゴールデンボンバー（2013年・2014年＝2作）に続く史上３組目の記録となった。

　ちなみに「アリス十番」「スチームガールズ」「アーマーガールズ」としても首位獲得は初めて。アリス十番とスチームガールズの最高位は、「アリス十番×スチームガールズ＠仮面女子」名義でリリースしたシングル「妄想日記」（昨年12月発売）の４位、アーマーガールズは今回が初のランクインだった。