電話で繋いだ松山ケンイチと談笑する藤原竜也

 藤原竜也が8日、都内で行われた映画『ノイズ』公開記念舞台挨拶に登壇した。この日出席予定だった松山ケンイチは新型コロナウイルス陽性者に関わる濃厚接触者の疑いから急きょ登壇を取りやめ、電話での参加となった。

 藤原は冒頭で「一人で立たせて頂くことになりました」と挨拶。SNSで投稿された映画の反響の声を聞き「嬉しいですね」とも語った。

 イベント中盤に差し掛かり、濃厚接触者の疑いはあるものの無症状で体調は良好とのことから松山ケンイチと電話で繋ぐことに。会場に鳴る電話の呼び出し音。ガチャと「もしもし」という松山の声が響いた。

 「お風呂を沸かしていた所でした。僕が行けずにこういう形になりましたが、元気です。一人なのでゲームのアプリをやり始めて課金するかどうかずっと悩んでいたので止めて頂いて有難うございます」

 松山流の挨拶で会場をほっこりさせた。レトルトのカレーを食べたという松山。藤原は「一人だと寂しいんじゃないの?」と聞くと「めっちゃ寂しいですよ。だから課金するかどうか悩んでいたんですよ」とも。

 この日は会場にいる観客から相談を受けた2人だが、松山は「逆にアドバイスください。どうしたら課金の圧に耐えられますか?」と逆相談も、藤原は「自分の意思をしっかり持つということじゃないの? マツケン」ときっぱり。松山も「そのとおりです」と“うなづいた”。

 本作は、元受刑者のサイコキラーの出現で「殺人の共犯」になってしまった3人を巡る物語。そのサイコキラーを殺してしまった泉圭太役を藤原が、圭太の殺人を隠ぺいすべく死体隠しに協力する幼馴染の田辺純役を松山が演じた。

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