【第72回NHK紅白歌合戦◇12月29日◇東京国際フォーラム◇リハ2日目】7回目の出場となる乃木坂46は「きっかけ」を披露する。会見には、遠藤さくら、齋藤飛鳥、生田絵梨花、秋元真夏、山下美月が出席した。

 【写真】会見に出席した遠藤さくら、齋藤飛鳥、生田絵梨花、秋元真夏、山下美月

 今年結成10周年の乃木坂46。秋元は「私たちにとっても大事な年に7回目の紅白出場ができて嬉しい。色んな思いを持って臨みたい」と意気込んだ。

 楽曲「きっかけ」は、2016年5月にリリースされたアルバム『それぞれの椅子』の収録曲。当初この曲が選曲された時は「びっくりした」という秋元だが「東京ドーム公演でも披露した節目の楽曲なので、私たちもファンの方も思い入れがあります。その気持ちをしっかり届けて11年、12年と歩んでいける初めの一歩になれば」と思いを明かした。

 乃木坂46はここ数年、主要メンバーの卒業が続いている。秋元は「引っ張ってくれたメンバーの卒業は『今後大丈夫かな』という不安もあったけど、後輩が頼もしく育ってくれて、その穴を埋めてくれようとしたり、それ以上に動こうとしてくれて、私たちが甘えちゃうぐらいしっかりしてきて、メインになる子が出てきた2年間でした」と後輩の成長に手ごたえ。

 今回のステージでも、この紅白で卒業する生田が中央でピアノ伴奏し、それを1期生から4期生の順で囲み、最後は全員で歌い上げる演出になる。秋元は「みんなで歌い繋ぐ形式で1期生から4期生ぞれぞれの絆を見せて、最後にまとまって『今の乃木坂46はこうだ』というのを見せたい」と展望を明かした。

 今年を総括する漢字一字も「繋」を選んだ。秋元は「10周年ということもありますし、10年間で繋いできたものを後輩に繋いで、新しい風を吹かせ欲しいと思います」と期待を膨らませた。

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