小野賢章と前田敦子

  前田敦子と声優の小野賢章が22日、都内でドラマ『ホークアイ』最終話の配信を記念して開催された『マーベルクリスマス・トークイベント』にゲストとして登場し、『ホークアイ』、マーベル作品について語った。加えて“今年のクリスマスの過ごし方”も明かした。

 マーベル・スタジオが贈るオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』は毎週水曜日17時にディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)で独占配信。クリスマスを家族と過ごしたいと願う<アベンジャーズを辞めたい>ホークアイと、彼に憧れる弓の名手で<アベンジャーズになりたい>ケイト・ビショップの物語。

 ここまでドラマを観た感想としてマーベルをこよなく愛す前田は、「ホークアイの戦闘シーンはカッコいい。そして、誰が黒幕なのか気になってしょうがない」と語り、『アイアンマン』を観たときから MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の虜になったと語っている小野は「第1話の『アベンジャーズ』のミュージカルに衝撃を受けました。それを見ているホークアイの心情を考えると切なかった。『アベンジャーズ』の面影を毎回感じ取れて楽しんでいます」と述べた。

 前田は「普通に生きている人たちとヒーローの中間にいる人だと思った。葛藤をたくさん抱えている一人なんじゃないかなと思いました」。小野は「難しい立場ですよね。ヒーローだけど家族もいて。一般市民の近くにいるのがホークアイで、両方の気持ちがわかる。その葛藤がドラマではじっくりと描かれている」。

 今作の重要人物であるケイト・ビショップ。そのケイトの魅力に小野は「2話まで観た段階だと認めることが出来ない、そんな状態でした。『アベンジャーズ』は僕も憧れていて、ホークアイに近づいていくケイトは嫉妬の的になってしまって(笑)。でも、努力する姿をみていて、話が進んでいくことに明らかになっていって、留守電に残す執着も魅力の一つです」。

小野賢章

 マーベル作品の楽しみ方について前田は「新しい作品が配信されるとまた戻りたくなるのがマーベル作品。でも、どこまで戻ればいいのからないんですけど、より深く楽しめるのかなと思います」。

 小野は「『アベンジャーズ/エンドゲーム』をもう一度観ちゃいました。ナターシャに話しかけるシーンで一度止めて見返してしまった。悲しすぎて『エンドゲーム』観なければ良かったと思いましたが、これが『アベンジャーズ』、マーベル作品なんだ」と、魅力を語った。

 マーベルは自身にとってどういう作品なのか、という問いに前田は、「本当にこの世界にいるんじゃないかと思わせてくれる、心のヒーローです。会えるんじゃないかなとみんな考えてしまう、リアルに感じてしまうんですよね。現実にいてほしいなと」。

前田敦子

 小野は「憧れというか、ドキドキするんですけど、安心して観れる。ヒーロー達が倒してくれるだろうという安心感がある。そこが観ていて楽しいところでもあって、『アベンジャーズ』として完結しても、その後として周りの人たちの物語が続いて繋がっているところに魅力を感じる」。

 MCUのオーディションの話がもし来たら、という問いに前田は「楽しみたいので、観る専門で応援し続けたい。世界的なキャラクターを演じるというのはどうなんですか」と、小野に質問。過去に『スパイダーマン:スパイダーバース』で吹き替えを経験したことのある小野は「プレッシャーですよ。でも一緒に戦っている感じもあってワクワクしますね」と、嬉しそうに話した。

 クリスマスが近いということで、今年のクリスマスの予定として小野は「好きなものをお互いに買ってあげよう会をしようと約束しました」と明かし、前田は「子どもと“夢の国”に行こうと思っています」と、クリスマスの予定を話し、トークイベントの幕は閉じた。【村上順一】

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