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 前田敦子が、Amazon Original ドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』の一篇、エピソード1「息子の授乳、そしていくつかの不満」で、水川あさみ演じる主人公の真莉のパートナー、彩を演じる。

 前田は、真莉と真莉の母、そして彩と真莉の息子の姿を、自身の母や息子に重ねながら「たとえ愛の形は世代間で変わったとしても、次の世代に受け継がれていく愛情は永遠だなと思いました」と語り、親から子へと受け継がれる親子の愛の形に共感したことを明かした。

 本エピソードで前田は、働きながらパートナーの真莉と一緒に二人の子供を育てる彩を演じる。

 前田は、仕事と子育ての両立に悩む真莉に寄り添い支え合う彩を演じる中で、子育てを経験した今だからこそ気付いた親子愛の形があったそうだ。

 前田「この物語は母親としての真莉ちゃんと、娘としての真莉ちゃんが描かれていますよね。私も母親になった今、自分の子供の頃の思い出がふと浮かんでくる時があるんです。ある日子供の体調が悪く吐いちゃったところを淡々と掃除していたときに、『あ、私も母にそうしてもらっていたな』って気付いたのですが、その時に母親の愛って偉大だなと感じました。自分の子供が汚したものって全然汚いと思わないんですよね。弱っている子供を見た時に守らなきゃって思うように、母親も私に対してそう思ってくれていたんだろうなって」

 そう語り、自身が子育てをしながら気づいた世代を超えた親子愛が、作中で描かれる母から自分、自分から息子へと受け継がれる愛の形と重なって見えたこと明かした。

 作中、真莉は育児に関して母親と衝突し、苛立ちを見せる。前田はそんな真莉の姿にも共感したそうだ。

 前田「真莉のことをすごく心配しているお母さんに対して真莉はツンツンした態度を取るんですが、その気持ちはすごくよく分かるなと思いました。内心お互いを大切に思っていながらも、どう接していいのかわからないんです。でもそういう関係も愛おしいなって思えました。お互いに愛情を上手く伝えられなくても、どんな形でも、家族ってすごく愛おしいものなんだと思います」

 そう延べ、愛の形はもちろん愛の伝え方も多種多様でいいと肯定する本エピソードへの想いを明かした。

 パートナーの彩や母親から支えられながら、少しずつ大切なことに気付いていく真莉。家族がたどり着く“答え”に注目だ。

 本エピソードの他にも、榮倉奈々や柄本佑(「私が既婚者と寝て学んだこと」)、伊藤蘭や石橋凌(「最悪のデートが最高になったわけ」)、成田凌や夏帆(「冬眠中のボクの妻」)、永作博美やユースケ・サンタマリア(「彼を信じていた十三日間」)、ナオミ・スコットや池松壮亮(「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」)、黒木華や窪田正孝(「彼が奏でるふたりの調べ」)、など豪華キャストが参加している。

 Amazon Original シリーズ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』は10月21日(金)に世界同時配信。

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