会見に出席した岡田准一(NHK提供)

 2023年NHK大河ドラマ『どうする家康』の出演者発表会見が29日、都内であり、松本潤演じる主人公・徳川家康に大きな影響を与える織田信長に岡田准一、正室・瀬名に有村架純、豊臣秀吉にムロツヨシ、武田信玄に阿部寛、今川義元に野村萬斎が決まった。

 織田信長を演じる岡田准一は、2014年放送の大河『軍師官兵衛』では黒田官兵衛、のちの如水を演じ、17年公開の映画『関ヶ原』では石田三成を演じた。「秀吉配下の役を演じることが多くて、これまで秀吉に振り回されてきた」。その秀吉を今回演じるのがムロツヨシ。「今度はムロさんを引きずり回せるので楽しみ」とニヤリ。

 対する家康演じる松本潤との共演を楽しみにしているとの思いを明かしつつも「松潤を心の面で振り回せる。『どうする?』というのを突きつけて心理面で振り回したい」と茶目っ気に笑った。

 織田信長を多く名俳優がこれまで演じてきた。「信長は永遠のカリスマ」とする岡田は、1996年放送の大河『秀吉』で渡哲也が演じた信長が印象深かったとし「同じようにはできないと思っているので、信長としてこういう信長も説得力あるよなと言うのを自分らしく演じたい」と意気込み。

 更に「強そうな信長になるかもしれないけど、まだ(撮影まで)半年以上あるのでゆっくり考えたい。信長が考えているスピード感は、みんなついてこない来ないと切り込んじゃうので、僕よりも早く行ってくることを願っています」とも語った。

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