back numberが、4日に放送されたTBS系音楽特番『CDTVライブ!ライブ!4時間スペシャル』に登場。90分間ぶち抜きの生ライブ「back numberフェス」を同番組でおこなった。「これがback numberです、と言える選曲になった」というセットリストで、「クリスマスソング」や「水平線」など全16曲を披露し、SNSで大きな反響を集めた。

 清水依与吏(Vo.Gt)はVTRでのインタビューで「いろんな光が足されているのがback numberの形。そこを堪能して欲しい」と話す。

 1曲目は2012年にリリースされた「青い春」で「back numberフェス」は走り出した。続いて、ミディアムナンバーの「ハッピーエンド」と緩急をつけ、今年5月にリリースされた「怪盗」と3曲続けて届けた。
 
 MCでは清水が「素敵な時間に出来れば」と意気込みを語り、「ちょっと気が早いですけど…」と、人気曲の「クリスマスソング」を披露。一足早いクリスマスを味わわせてくれた。壮大なバラードナンバー「手紙」を歌唱し、ライブは中盤戦へ。

 アップチューン「大不正解」は、音源以上の躍動感がテレビ越しでも伝わってくる。そして、ガラッと世界観を変えた「ヒロイン」は、雪が降っているかのような演出の中、情感豊かな歌声を響かせた。そして、9月29日にリリースしたABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組『虹とオオカミには騙されない』主題歌の「黄色」から、ライブ定番曲の「MOTTO」でボルテージは最高潮。

 「俺たち自身が演奏していて、相変わらずだなと思えるものを集めたような気がしています。ただのバンドマンだなと思える曲ばかりなので――」と、今回のセットリストに言及したMCに続いて、「世田谷ラブストーリー」を演奏。そして、ウェディングソングとしても人気の「花束」、片想いソング「HAPPY BIRTHDAY」と聴かせる曲を立て続けに届けた。

 「価値のある曲を一生懸命に作って、これからも会いに行くんで――」と、アーティストとしての姿勢を見せたMCから、先日、MVの再生回数が1億回を突破した「水平線」を届けた。楽曲に込めたメッセージが音楽に乗ってより人々の心に浸透していく、そんなことを強く感じさせてくれた瞬間だった。

 ライブは佳境に突入。懸命に頑張る人の背中を押す応援歌「SISTER」は、楽曲の勢いと清水のエモーショナルな歌声のマリアージュを堪能。ラストはイントロのディレイの効いたギターフレーズが印象的な「高嶺の花子さん」を投下。back numberの魅力がぎゅっと凝縮された「back numberフェス」の幕は閉じた。

 このパフォーマンスにSNSでは「最幸な時間ありがとう」、「神曲ばっかで感動した!」、「backnumber名曲しかない」など、多くの反響を集めていた。

セットリスト

01.青い春
02.ハッピーエンド
03.怪盗
04.クリスマスソング
05.わたがし
06.手紙
07.大不正解
08.ヒロイン
09.黄色
10.MOTTO
11.世田谷ラブストーリー
12.花束
13.HAPPY BIRTHDAY
14.水平線
15.SISTER
16.高嶺の花子さん

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